頭痛持ちの人が記録しておくべき項目のチェックリスト

2009年02月01日 12:00

頭痛イメージ人が抱える病症の中には、他人から視覚的な確認ができないため、なかなか理解してもらえないものもある。「頭痛」もその一つで、多くの人が偏頭痛に悩みながら、その辛さが周囲の人に分かってもらえずにさらに「頭を痛めている」。しかし頭痛はそれ自身が病症の原因ではなく、他に要因があってその結果として生じている場合が多く、放置しておくのは非常に危険。常日頃頭痛を感じている人は、あらかじめ詳細な記録をとっておくことで「何かがあった」時に自分自身にも、そして担当をする医師にとっても役立つデータとなることがある。【HealthDay】ではこのような「頭痛が多発する」状況において、次のような項目を書き記しておくことを薦めている。

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・それぞれの頭痛においてどれほど継続したか、その時間。
・頭痛がどれだけ痛かったか、場所的にどのあたりが痛かったのか。
・頭痛を発した曜日や時間帯。
・頭痛が起きた直前に食べたもの、あるいは飲んだもの。
・頭痛が始まる前に行った行動について。
・薬やハーブを口にするなど、頭痛を抑えるためにどんな行動をとったか。
・吐き気、あるいは何か特殊な視覚や聴覚(目の前にチカチカとしたものが見えるとか)が生じたか。
・頭痛によって日常生活にどのような支障が生じたか。出来なかった行動や、やる気がそがれた活動など。


頭痛の起因は身体的・精神的のいずれかによるトラブルを体が訴えかけ、当事者に分かってもらおうとしている「シグナル」に他ならない。たまたま頭をぶつけたり、風邪を引いていたりするのならともかく、それ以外で直接的な原因が分からない頭痛の場合、何らかの問題が生じている可能性は否定できない。例えば当方(不破)の経験則だが、睡眠時間が不足していると頭痛が生じる場合がある。このような時にはさっさと寝て、ぐっすり眠ることで頭痛はほぼ解消される。

「部下の仕事ぶりがダメ過ぎて頭が痛い」などのような頭痛ならともかく(笑)、思い当たるフシがないのなら、自分自身の体に対する注意をこれまで以上に払い、チェックリストに従って書き記しておいた方がよいだろう(主治医に相談するのがもっとも手っ取り早いのだが)。

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