【更新】橋下知事も動画でアピール! 大阪府もYouTube上で動画配信を開始

2009年02月13日 08:00

「大阪府ムービーニュース」イメージ[産経新聞]などが伝えるところによると、大阪府は2009年2月12日から動画投稿サイト「YouTube」上で府の政治・政策などに関する情報の発信を開始することが明らかになった。低費用で広報能力の強化を目的としており、橋下徹知事自らの発案とのこと([発表リリース]、[公式ページ]、【公式チャンネル】)。

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大阪府のYouTube上のチャンネル「osakapref」。まだ特別な飾りなどは配されていない。
大阪府のYouTube上のチャンネル「osakapref」。まだ特別な飾りなどは配されていない。


「大阪府ムービーニュース」という名前だそうな。なぜ犬がマスコットキャラクタなのかは不明(制作会社絡みのようだ)。
「大阪府ムービーニュース」という名前だそうな。なぜ犬がマスコットキャラクタなのかは不明(制作会社絡みのようだ)。

元記事によると大阪府では2008年7月に既存四大メディアのうちラジオとテレビによる情報発信を廃止しており、その代替手段として活用するとのこと。動画共有サイトとして人気が高く、またブログパーツ配信が基本機能として用意され、動画を使った口コミによる情報伝播効果も狙えるからのようだ。

大阪府知事イメージ開設されたチャンネルを見ると橋下知事へのインタビュー、公園整備のボランティア募集案内、知事の出席行事のようすなどが用意されている。記事執筆時点で登録動画数は18点。また、リリースなどによると今後ヤフージャパン上にオフィシャルチャンネルを開設し、ヤフー動画でも動画配信を始める予定とのこと。

動画共有サイトを使って行政側が情報を配信するのは「配信コストが安く済む」ことはもちろんだが、それ以外にも「若年層へ、分かりやすく情報を配信できる」というメリットがある。さらにインターネットを経由することで上記でも言及したように「口コミ効果」も狙えるし、(英語版も用意すればさらに)世界に向けた情報発信が可能となる。

その上「切り貼りなどの編集をしない」(説明などの文字スーパーは別)ナマの情報を情報のおおもと側から配信することで、意図的な編集による情報の曲解などを防ぐことが可能となる。要は「メディア側から発せられた情報が正しいものかどうか、情報の大本の意図をきちんと解釈しているのか否か」を不特定多数の視聴者が検証可能となるわけだ。

今後どのような情報が発信されていくのか、特に大阪府にお住まいの人には気になるところだろう。逆に考えれば、「大阪府に住んではいないけど、気になる人」のために、大阪府の名所案内などを動画化して、観光案内代わりに活用するのも一つの手かもしれない。

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