ガスコンロのボンベを燃料に! 家庭菜園向け耕うん機「ピアンタFV200」発売

2009年02月13日 08:00

ピアンタFV200イメージ[ホンダ(7267)]は2009年2月12日、一般に入手が容易に可能で保存にも便利な家庭用カセットガス燃料を燃料に使える、ガスパワー耕運機「ピアンタFV200」を3月3日から発売すると発表した。価格は10万4790円(税込)(【発表リリース】)。

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ピアンタFV200
ピアンタFV200

「ピアンタ」とはイタリア語で「Pianta」と書き、植物や草木を意味する。「ピアンタ FV200」は、「燃料の取り扱いが簡単」「移動・収納が簡単」「操作が簡単」という3つの「簡単」を商品のコンセプトに、一般家庭用として普及しているカセットコンロ用のブタンガスを燃料として使用することで、エンジン始動や燃料の充てんが簡単に行え、初心者でもより手軽にガーデニング(家庭園芸)や家庭菜園が楽しめるツールを目指している。

また、保管場所を汚さないキャリーボックスや、移動用車輪一体型のキャリースタンドの標準装備などによって、収納や移動も簡単に行える高い利便性を追求している。さらに同排気量のガソリンエンジンに対し、作業時間あたりの二酸化炭素排出量を約10%低減することにも成功している。

なお一番の特徴である「燃料はカセットコンロ用のガスボンベ」についてだが、交換自身も基本は「専用のボンベケースに装てん」「ワンタッチで着脱が可能」というもの。さらに本体内にカセットガスの不純物を取り除く構造を採用しており、ミキサー内部に不純物が侵入することを防ぎ、長期使用後の始動性・耐久性が向上している。また気になる「燃料の持ち具合」だが、リリースによれば1本のカセットボンベ(250グラム)で約1時間稼動・32坪ほど(106平方メートル)の幸運が可能とのこと。

従来のパーソナルタイプの耕運機は、その燃料に自動車用のガソリンを用いるものが多く、取り扱いには十分以上の注意が必要だった(同時にそれは「面倒くささ」をも意味する)。しかし今回発表された「ピアンタFV200」では、乾電池を用いる電気機器のごとく、カセットボンベを燃料代わりに使えるため、使い勝手は飛躍的に向上することになる。

「食の安全」への関心の高まりや団塊世代による家庭菜園への人気の高ぶりを考えると、気になる人も多いのではないだろうか。

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