セガ最強(!?)のアクションゲーム、Wiiで登場。その名は「珍道中!!ポールの大冒険」

2009年01月27日 06:30

「珍道中!!ポールの大冒険」イメージセガは1月23日、据え置き型家庭用ゲーム機Wii用の配信サービス『Wiiショッピングチャンネル』において、『珍道中!!ポールの大冒険』を2月3日から配信することを発表した。一人プレイ用の横スクロールアクション&「ギャグベンチャー」(自称)ゲーム。価格は500Wiiポイント(【公式ページ】)。

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珍道中!!ポールの大冒険
珍道中!!ポールの大冒険

『珍道中!!ポールの大冒険』はキャッチコピーに「2009年、ゲーム業界を揺るがす『笑撃』の問題作!」というキャッチコピーからも分かるように、某有名横スクロール型アクションゲームをモチーフにしたアクションゲーム。謎の人物にさらわれた恋人の「しゃろん」を救うため、プレイヤーが成り代わる主人公「ポール」が世界を駆け巡るというストーリー。最終的には6つのステージをクリアして、「しゃろん」を助けるのが目的。

「珍道中!!ポールの大冒険」イメージ……のはずなのだが。主人公ポールの口ぐせが「あじゃぱー」、ボスの子分である「牛」に女装の趣味があるなど、どこか「はっちゃけた」ノリが見られる。それもそのはずこの『珍道中!!ポールの大冒険』ではステージをクリアして「しゃろん」を助け出す他に、ゲーム内に登場するベタな「ネタ」を楽しむことが目的の一つとなっている。

上に掲載したセガ提供のデモムービーでも分かるように、ゲーム中には主人公が特定のアクションをすることでさまざまな「ネタ」(ギャグ的なものや、寒いもの、ノリだけで突っ走っているものなど多種多様)が登場、カウントされていく。ちなみに画面上に登場する大きな文字による「ツッコミ」のテロップは動画上の解説文字ではなく、実際にゲーム上でも登場する。さらにこの突っ込みの音声はネタ制作者の一人、遠藤敬氏(元吉本芸人、現放送作家)が吹き込んでいるとのこと。つまり元プロによるツッコミなわけだ。

説明に曰く「R30世代」(30歳代)の嗜好(しこう(楽しみ、好き嫌い))を刺激する要素満載とあるが、動画を見る限りでは唖然とさせられるもの、親父ギャグ的なものも多く、画面上のツッコミ同様に「なんでやねん」と笑いながらツッコミを入れたくなるようなネタも多い。また、当然ながらゲームに関するネタも多く、「あるある……ねぇよ(笑)」と吹きだすものもある。これでは慣れるまではコントローラーを持つ手が震えてしまい、まともにプレイができないかもしれない。

なお、一度見つけた「ネタ」はギャラリー画面にキープされるので、いつでもチェックを入れて堪能することができる。美少女ゲームやビジュアル色の強いゲームではこのようなギャラリー機能はありがたいものだが、「ネタ」のギャラリーは色々複雑な気分になるかもしれない。

セガは時として「はっちゃけた」ソフトを出すことがあるが、『珍道中!!ポールの大冒険』はまさにその極みともいえる作品。このノリを好む人、好まない人は両極端に別れるだろうが、好きな人は機会があればぜひチェックをしてほしいものだ。

ちなみに公式サイトでは【応援ツール】として、バナーやブログパーツを提供している。面白いので今記事では時計タイプのものを貼ってみた。ノリが気に入った人は使ってみるとよいだろう。


(C)SEGA

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