ゲームソフトランキング更新、古くて新しいテニスゲームがトップ入り

2009年01月26日 08:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した1月12日~1月19日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、新作だけど新作じゃない、不思議な立ち位置の『Wiiであそぶ マリオテニスGC』だった。かつてGC(ゲームキューブ)で発売されていたタイトルの中でも、Wiiコントローラーで楽しめれば何倍にもハッピーになれる作品を厳選してWii用にアレンジしたシリーズ「Wiiであそぶセレクション」の第三弾。テニスのラケットを振るアクションがそのままWiiコントローラーで楽しめるという仕組み。リモコンの角度を変えてスピンショットを振り打つなど、多彩なショットも入力できる。通信対戦が出来ないなど残念な点もあるが、おおむね評判は良好の模様。

スポンサードリンク

第二位にはアトラスの大黒柱的タイトル「メガテン」こと「女神転生」の外伝的タイトルのシミュレーションロールプレングゲーム『女神異聞録デビルサバイバー』が。「メガテン」より「外伝」の香りが強い作品として雰囲気や設定などは「メガテン」を受け継いでいるものの、内容としては別物のゲームという印象でとらえる人が多い。同じ「外伝的立ち位置」「SRPGというジャンル」で想像される、かつての「魔神転生」とは別物なので「食わず嫌い」は要注意。動画やプレイした人の感想をチェックした上で選択するのがよいだろう。

第三位はこちらも新作の『NARUTO-ナルト- ナルティメットストーム』がランクイン。原作漫画やアニメ、数々のゲーム化などでお馴染みの「NARUTO」を題材にした対戦型3Dアクションゲーム。ハードにプレイステーション3を選んだことで、アニメに登場したキャラクタたちのようなビジュアルがポイント。仲間キャラクタとの協力バトル、巨大な敵とのボスバトル、任務遂行モードなど、「忍者な格闘」ゲームが楽しめる。特にアニメから「NARUTO」の世界に入った人には気にいられたようだ。

第四位にはようやく順位的には落ち着いてきた『ディシディア ファイナルファンタジー』が。「ファイナルファンタジーのキャラクタ大集合」的なお祭りアクションゲームという感じで、同シリーズに惚れ込んでいる人には「あのキャラクタたちが登場する」というだけで飛びつきものかもしれない。しかも一部には「このキャラ、3D化したの!?」というものもおり、驚かされるかも。

今週はようやく正月休みモードが明けて、新作がじわじわと上位に躍り出る展開となった。トップの作品は正確には新作とは言いがたいかもしれないが、それはともかく新作が上位についた新旧おりまぜランキングは久々。これから年度末にかけて、通常ペースに加えてさまざまな「大人の事情」で新作が続々発売されることになるが、一つでも多く良作が世に出され、一人でも多くのゲームプレイヤーが笑顔でパッドを握れるようになってほしいものである。

(最終更新:2013/08/12)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ