足の寒さ対策、してますか?

2009年01月16日 06:30

足イメージ「寒さにかじかむ」という言葉からは「手と手をすり合わせる」情景が頭に思い浮かぶが、手以上に足にも辛い季節であることはいうまでもない。【HealthDay】では、全米足病症学協会(the American Podiatric Medical Association)の言葉として「冬は足にとっても厳しい季節である」という話を紹介している。同協会の会長曰く、「積雪、地面の凍結だけでなく、適切でない履物を履くことで足にトラブルを抱え込むことになる」とのことである。

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同協会では冬の寒い時期に足に問題を起こさないようにするため、次のようなアドバイスをしている。

足のマッサージイメージ・日中のお買い物は水ぶくれや痛みなどの足のトラブルの原因となる。ストレッチやマッサージをして足の筋肉の張りをほぐし、血液の循環を増加させると共に皮膚を活性化させて、こり・痛みを和らげることが可能となる。長い間歩行して足がむくんでしまったら、足を頭より高くした状態で横になると状態が改善される。

・冬季の乾燥した空気が皮膚の乾燥、ひび割れの原因になる。ローションなどを使って水分を保つことで足をうるおすだけでなく皮膚を軟化させ、なめらかにできる。

・天候に応じて適切な履物を選択することで、足や足首のトラブル、例えばねんざや骨折、水ぶくれなどを防ぐことができる。休日のパーティーに呼ばれる場合、女性は会場への行き来には冬用の靴を履き、会場内でのみ「パーティー用の靴」を吐くようにする(例えばハイヒール)。ハイヒールを履くときにはヒール部分の高さを5センチ以下にする。

・冬季用ブーツは滑り止めのしっかりとしたものを選ぶ。そうすれば転倒のリスクを減らすことが出来る。皮製や天然素材のものなら、湿気を吸収して足の乾燥を維持し、臭さを軽減できる。

・糖尿病をはじめとした、血液循環が悪くなる病気にかかっている人は凍傷を特に避ける必要がある。そのため、とりわけ足を保護することに注意を払わねばならない。たとえ室内でもポリエステルと綿の混紡によるものなのどの靴下を履くとよい。


寒さで「脚」にひざ掛け(ブランケット)をする人は多いだろうが、「足」にはそれほど多くの注意を払っていないかもしれない。特に履物には無とん着の人も少なくないだろう。普段人目にはつき難い部位だけに、あまり配慮も払われないというのが常。しかし冬季には上に挙げられたようにさまざまなリスクが待ち構えている。くれぐれもご用心を。

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