思い返すだけで頭が沸騰!……会社でやってしまった恥ずかしい失敗ランキング

2008年12月23日 12:00

恥ずかしいイメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【会社でやってしまった恥ずかしい失敗ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「電話に出たとき、言葉をかんでしまった」がついた。面と向かって話す時にも「言葉をかむ」ことはあるはずなのだが、電話越しの方が恥ずかしさが倍増してしまうのはなぜだろうか、不思議なものだ。

スポンサードリンク

今調査は11月21日から23日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1083、男女比は49.58対50.42。年齢階層比は30歳代がもっとも多く29.09%、ついで40歳代25.48%、20歳代15.70%など。

日常時間の大半を過ごすことになる会社内においては、私生活とは違ったルールで生活しなければならない。怠惰な態度、行動は全体の調和を崩すものとしてとがめられ、上司と部下・社内の身内と御客(消費者やクライアント)といった立場の違いを明確にした上での対応が求められるなど、俗にいう「社会規範」の遵守が求められる。

しかし時としてついうっかり、あるいは私生活でのクセが出てしまい、その「社会規範」から外れた行動をしてしまうこともある。さらには単純な「ポカミス」「ケアレスミス」も場合によっては「恥ずかしい失敗」になることもある。

今回のランキングでトップについたのは、「電話に出たとき、言葉をかんでしまった」。冒頭で触れたように、相手を目の前にしてしゃべる時以上に気まずく、気恥ずかしくなってしまうもの。相手の表情・リアクションが分からないため、色々と想像してしまうからだろう。その他にも第二位の「電話を保留にしようとして切ってしまった」「電話にときに(会社・部署名ではなく)自分の名字を名乗ってしまった」「昼間出た電話で『こんばんわ』と言ってしまった」など、電話にまつわる失敗は多い。電話を使ってコミュニケーションする機会が多いだけに、失敗することも多種多様な事例が出てくるのは当たり前のお話だ。

昔は電話が会社におけるコミュニケーションの常用手段だったが(直に対面は除く)、最近ではメールでのやりとりも増えた。そして電話同様に「メールを間違えて違う人に送ってしまった」「書きかけのメールを取引先に誤送信してしまった」などメールにまつわるミスも多い。メールは電話と違い、その場でリアルタイムに相手の対応が見受けられないので、焦り度も倍増する。

もっとも、電話にしてもメールにしても、会社内での「恥ずかしい失敗」には違いないが、日常の私生活においても起きうる失敗談であることにも違いない。失敗の無い完璧超人などおらず、人は失敗を重ねて成長するもの。常日頃から注意を心がけ、それでも失敗したら「恥ずかしさ」を自分自身の記憶に刻み、繰り返すことの無いように注意していこう。

……一方、「恥ずかしい」失敗、ということは「恥ずかしい」レベルで済んでおり「深刻な」「重大な」ではないことをも意味する。今回リストアップされている「失敗談」の中には、「インシデント」(重大なトラブルに発生しうる、潜在的な事故リスク)あるいは「ヒヤリ・ハット」(大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例)のものもいくつか見受けられる。すべての失敗を「良い経験だから」と軽んじて受け止めるのも、少々問題かな、という気がしなくもないのは事実ではある。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ