防犯対策、すでにしている人は「強化ガラス」、まだの人は「補助カギ」を「次の一手」に

2008年12月13日 12:00

防犯イメージ企業間トレードサイトを運営するアリババは12月12日、住宅の防犯関連グッズに関する調査結果を発表した。それによると、すでに住まいに防犯グッズを導入している人は追加装備として「強化ガラス」を、まだの人は最初に「補助カギ」を望んでいる傾向が強いことが明らかになった。別項目で「利用している防犯対策グッズ」でも「補助カギ」がもっとも高い回答率を得ており、「防犯の第一歩は補助カギ、次に強化ガラス」が定石的なパターンであることがうかがえる(【発表リリース】)。

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今調査は11月25日から26日の間、20~50代で世帯収入800万円以上の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は300。男女比などは非公開。

今調査では防犯対策グッズについて多方面から質問をしているが、もっとも利用度が高いのは「補助カギ」で7割前後の人が利用していた。逆にいえば3割前後は補助カギを利用してないことになる。

それでは「今後」取り入れたい防犯グッズは何だろうか。まだ防犯グッズを一つも導入していない人、すでに導入済みの人(が追加導入する場合)とで区分して調査した結果が次の通り。

今後取り入れたい防犯グッズ
今後取り入れたい防犯グッズ

すでに何らかの形で防犯グッズを導入済みの人とまだの人の間で、随分と大きな差異が生じたものだが、それもあわせてポイントをまとめると次のようになる。

・最初に導入する防犯グッズは「補助カギ」。次いで「防犯窓(強化ガラス)」。
・全般的に「防犯グッズを導入済み」の人の方が「今後さらに追加したい」という意識も高い。
・まだ導入していない人は、そもそも論として「防犯グッズを導入する必要がない」「関心がない」という場合が多い。


各種防犯対策の商品については、住んでいる場所によって利用できないものもあり、一概に注目されているものの度合いを語るのは難しい。それでも多くの住宅で利用可能な「補助カギ」「防犯窓(強化ガラス)」は人気が高いようだ。

「補助カギ」をはじめとした防犯アイテムの多くはホームセンターなどで安価に手に入るし、設置もさほど難しいものではない。ガチガチに実装して実生活に影響を及ぼすような体制を作るのは問題だが、「万一のことを考えると費用対効果は意外に高い」防犯グッズについて、考え直してみるべきかもしれない。


(最終更新:2013/09/05)

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