ゲームソフトランキング更新、あの謎解き名作がトップに

2008年12月08日 08:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した11月24日~11月30日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、優しいタッチのビジュアルと奥深いストーリーで多くの人を魅了する謎解きアドベンチャーゲーム「レイトン教授」シリーズの最新作『レイトン教授と最後の時間旅行』だった。今度は時間軸をも取り込んで、レイトン教授の未来と過去にまつわる話を舞台にしたストーリーがプレイヤーをとりこにする。すべての謎が新作でオリジナルな問題、さらにはWi-Fiコネクションで毎週新しい謎をゲットできるという、どこぞの漫画に登場する、謎が大好きな魔界の人ににも提供したいような内容。三部作の中ではもっとも良い出来との評価も多く、シリーズを重ねてプレイしてきた人には必見の一本。

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第二位にはこちらも人気シリーズの最新作『ワールドサッカーウイニングイレブン 2009』が。オリジナル選手「だけ」を操作してチームの一員として選手人生を体験できるモードや、そのモードで育てた選手を使いプレイヤー同士の協力プレイを楽しむネットワーク専用モードなど、長く楽しめる機能も備わっており、色々な体験ができそう。通常モードでは操作感やAI、選手の動きなどを改善したとのことで、普通のサッカープレイに重点を起きたい人にも要チェック。ライバルソフトともいえる「FIFA」との比較論もあり、初週評価は高安まちまち(待て)。

第三位は先週のトップから惜しくもランクダウンしてしまった『街へいこうよ どうぶつの森』がランクイン。元となった作品を遊び倒した人には新鮮味があまりないとの評価もあるが、はじめて「どうぶつの森」に触れる人にはうってつけの作品。ゲームの情報を取り上げているブログやニュースサイトでは、ぼちぼちプレイ中のレポートが掲載され始めており、その内容を読むと多くの人が楽しみながら時を過ごしているのが分かる。読んでいるだけでもほほえましくなってくるあたり、「どうぶつの森」ならではの魅力だろう。

第四位にはこちらも前回からはランクダウンしてしまったが堅調な売れ行きを見せている『クロノ・トリガー』が。DS用ソフトということで低学年のプレイヤーも多いだろうが、一部難しい漢字も使われているので注意を要するとのこと。同時発売の攻略本『CHRONO TRIGGER PERFECT BIBLE』あたりを同時に買い求めておくと良いかもしれない(ただしDS版独自の追加機能についてはほとんど触れられていないとの話。注意を要する)

今週も先週に続き、年末商戦ということで新作が続々登場し、良作が上位につくという素敵なランキングとなった。それにしても『レイトン教授』といい『クロノ・トリガー』といい、謎解きの要素というか、方向軸に「時間」を取り入れるのが今の人気トレンドなのだろうか。面白いことには違いないが、つじつまの合うシナリオ作りには普通のゲーム以上に苦労するところがある。そのハードルをクリアできた作品だけが良作として世に生まれ、多くの人に評価を受けるということなのだろう。


(最終更新:2013/08/14)

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