7割が「メインSNSはmixi」、一方で2割強は「どれもあまり利用しない」

2008年12月16日 08:00

インターネットイメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは12月15日、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に関する意識調査結果を発表した。それによると、調査母体においてもっとも利用しているSNSは【ミクシィ(2121)】が運営する日本国内最大手のSNS【mixi】であることが明らかになった。一方で2割以上の人が「どれもあまり利用しない」と回答しており、飽きた人、あるいはアカウントを保有しているのみで事実上「幽霊会員」である人が相当数存在することが推測される(【発表リリース】)。

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今調査は11月28日から12月1日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は609人。男女比は56.2対43.8。年齢構成比は20代19.0%、30代81.0%。携帯電話認証が前提となっているので、世間一般と比べるとやや携帯電話に有利な回答が出ることを考慮しておく必要がある。

同調査別項目において、mixiのアカウント普及率は95%超という結果が出ている。それを反映する形で、「もっとも」利用するSNSでもトップについたのはmixiで、実に7割以上の人が「mixiがメインSNS」と回答している。

もっともよく利用するSNS
もっともよく利用するSNS
7割が「メインSNSはmixi」
2割は「SNS幽霊会員」

なお携帯電話向け勝手サイト(各携帯電話の公式メニューではない)コミュニティとしては日本最大手となる「モバゲータウン」が1.3%しかないが、これは今調査が20~30代を対象にしているからだと思われる。「モバゲータウン」では10代の会員が半数近くを占め、熱中度はむしろ10代の方が高いからだ。

一方で気になるのは、「どれもあまり利用しない」と回答した人が2割強にも達していること。アカウントを取得しても積極的には利用しない人、さらには何度か試してみたが興味が薄れてそのまま放置している人が相当数いるものと思われる。ただ、SNSに限らず一般のウェブサービス全体においても、「アカウントを取ったけどあまり利用しない、あるいはそのまま放置」というパターンは決して少なくはない(心当たりがある人も多いだろう)。「幽霊会員率2割強」はむしろ当然としてみるべきかもしれない。

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