もっともよく利用されるファミレス、その名は「ガスト」

2008年11月25日 06:30

ファミレスイメージインターネットコミュニティ「MyVoice」を運営するマイボイスコムは11月20日までに、ファミリーレストランに関する調査結果を発表した。それによると、ファミリーレストラン(ファミレス)を利用する人の中でもっとも多く利用されている店舗は「ガスト」という答えが出たことが明らかになった。ついで「サイゼリヤ」「デニーズ」が上位を占めている。地域差なども考慮する必要があるが、この3社がファミレスにおいては「よく利用される店舗」と見て良いだろう(【発表リリース】)。

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今調査は11月1日から5日の間、インターネット経由で行われたもので有効回答数は1万5326人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代が37%、40代が29%、50歳以上が18%など。

名前の通り「家族向けのレストラン」こと「ファミリーレストラン」は店舗を開業している地域や料理の傾向、調理スタイルなどの店で色々と区分できるように、実に多種多様な企業が店舗を展開している。居住地域によっては「そんなファミレス、初めて聞いた」という店もあるに違いない。

そのファミレスが現在外食産業の不調の中で客足が遠のいていることはすでに【5年間で「増えた」は15%・「減った」は45.7%~進むファミレス離れ】で触れたとおり。それではそのような苦境の中でも多くの人に利用されていると思われるファミレス、すなわち「ファミレス利用者が『もっともよく利用するファミレス』と回答した店」はどこなのだろうか。これについては2割以上の人が「ガスト」と回答する結果が出た。

もっともよく利用するファミレスは(上位、2調査双方でデータがある店のみ)
もっともよく利用するファミレスは(上位、2調査双方でデータがある店のみ)

こちらも先の記事同様に【2003年におけるファミレスの調査結果】のデータも反映させ、両方のデータが存在するもののみをグラフにした。もっとも片方の調査しかデータがないファミレスは「2008年のみ……バーミヤン、ロイヤルホスト、ジョナサン、夢庵、すかいらーくなど」「2003年のみ……サンマルク」で、2008年の順位としてはバーミヤンがロイヤルホストの上(6.1%)だけであり、あとは下位層なのでさほど図の上で影響は無い。

2003年・2008年で同一の人物に質問したわけではないので、データにぶれが生じている可能性はある。それを考慮した上でも、データをみると「ガスト」「サイゼリヤ」「デニーズ」のトップ3(特に「ガスト」)は不動の地位にあるのが分かる。そして5年の間に支持率を高めている「サイゼリヤ」「ジョイフル」「ココス」がたくましく見える一方、「デニーズ」や「ロイヤルホスト」がやや軟調な状態であることも見てとれる(同一店舗に対する調査なので、展開地域の有利不利はほとんど無視して構わない)。

選ばれるファミレスには何か足を運ぶだけの魅力があるのだろうか。そこでファミレス利用者に、ファミレスを選択する際に重視する点を3点まで選んでもらったところ、上位には「価格」「料理の味」「メニューの内容」という、飲食店では当然至極の、しかしながら王道的な項目がついた。

ファミレス選択時に重視する点(複数回答、3つまで)
ファミレス選択時に重視する点(複数回答、3つまで)
●飲食店としての基本
・価格
・料理の味
・メニュー内容
●ファミレス独自の点
・店までの距離や場所
・駐車場の有無

「価格」「料理の味」「メニューの内容」が飲食店共通のテーマとするなら、「店までの距離や場所」「駐車場の有無」はファミレスならではの特徴といえる。ここまでを合わせた5つの上位ポンイトが、ファミレスがライバルを押しのけて選ばれるためのポイントといえる。駐車場は立地条件次第だが、店舗の場所は企業ごとの戦略の違いもあり、一概に「こうすべき」ということは断じられない。ただ、お客側は「遠出するより近場」をふるいわけの条件にしていることは確かである。

支持率の高い「ガスト」「サイゼリヤ」「デニーズ」はこれらの5ポイントにおいて、他の店舗に勝るよう見られているからこそ、多くの人に利用されているのだろう。他のファミレスはどうだろうか? 今度ファミレスに足を運ぶ機会があったら、この5つのポイントについて再確認してみると面白いかもしれない。

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