ゲームソフトランキング更新、アグレッシブなタイトルが大人気でトップに

2008年11月10日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した10月27日~11月2日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、発売のたびに色々な論議を沸きおこすことでも注目を集めている『グランド・セフト・オートIV(レーティング:Z)』だった。プレイヤーはボスから指令を受け、街中のさまざまな場所まで移動して任務を遂行するという、俗にいう「お使い」タイプのゲームなのだが、とにかく色々な意味で「リアル」で、何でも出来てしまうのが最大の特徴。街中に登場する自動車には(基本的に)どんなものにでも搭乗して運転でき、実車同様に自在な運転が可能に。さらに銃撃戦も出来るなど、「車両付の3Dガンシューティング」とも表現して良いかも。なお「リアル」というのは「現実世界なら絶対にしてはいけない行動も、物理的に可能ならできてしまう」という意味でもあり、これがこのシリーズ最大の特徴であると共に毎回問題視される点でもある。ちなみにレーティングZのため、18歳未満の人は購入できないので、念のため。

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第二位にはこちらも新作の『ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者』が。説明によれば『ヴァルキリープロファイル』の完全版をDSで、とのことだが、「DSでこれなら満足」という意見もある一方、ストーリーはともかく特にシステム面での難易度の高さに「昔のようなハードルの高いロールプレイングゲーム」的な雰囲気を感じる人も多いようだ。著名タイトルでファンも多いシリーズの新作なだけに初週からアマゾンの感想も多いが、見事に評価が分かれている。二週以降はある程度プレイをこなした人による評価が加わり、真の姿が見えてくると思うのだが……。

第三位はまたもや新作の『リトルビッグプラネット』がランクイン。おもちゃの世界のような情景の中で色々なアクションをこなしながら問題を解決していく、横スクロールアクションゲーム。プレイステーション3のグラフィック機能を大いに使いこなし、魅力的な画面の中で楽しめるシンプルな操作感に高い評価が集まる。また、通信機能を使ってオンラインで協力プレイをしたり、自分でステージを作ってネット配信をするなど、大昔の(もちろん今でも存在するが)パズルゲーム「ロードランナー」のような魅力がある。海外では音楽の部面で少々トラブルを起こしたようだが、初週からかなり高い評価を受けているのが目に留まる。

第四位には定番タイトルの『ポケットモンスター プラチナ』が。「ポケモン」のシリーズは当初カラーの名前が付き、最近では高価な宝石・鉱石の名があてられるようになった。「プラチナ」の次にはどんな名前が当てられるのだろうか。ダイヤモンドもクリスタルもゴールド(金)もすでにあるし、とりあえずは誕生石でまだ使われていない宝石が候補になるのかもしれない。

今週は上位三タイトルが新作で、いずれも色々と話題性の多いタイトルばかりだった。定番の手堅いシリーズの新作も良いが、世間を色々な意味で騒がせるものが上位につくのもたまにはいいものだ。ただし毎週のように、となると当事者も色々と困ってしまうだろうから、時々くらいがちょうど良い、のかもしれない。


(最終更新:2013/08/14)

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