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ポンと押してもう安心・個人情報保護スタンプ「ケシポン」とは?

2008年11月05日

ポンと押してもう安心・個人情報保護スタンプ「ケシポン」とは?

2008年11月05日 19:40

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ケシポンイメージ新着ニュースをチェックしている際に、気になる名前が目に留まった。その名前はケシポン。ポケモンの類似品か、調味料の「味ポン・ゆずポン」の新製品あたりでは、とも思ったが、どうも違うらしい。意味としては「ポンっと押して」「文字を消してしまう」という文房具のようだ。その新商品「ケシポン」に関する開発エピソードが【Business Media 誠】に掲載されていた。

「ケシポン」公式サイト
「ケシポン」公式サイト

ダイレクトメールやハガキに書かれている住所・名前などの個人情報は、どのように処理しているだろうか。会社なら専用のシュレッダーがあるのでそれに投げ込めば問題はないが、個人で備えている人は(SOHOを営んでいる人ならともかく一般の人では)それほど多くは無い。しかしそのままゴミ箱に捨てるのも気が引けるので、住所の部分をこまかく破ったり、マジックで塗りつぶした経験を持つ人は多いだろう。でもちゃんと、隠すべき部分は隠れてる?

そんな人たちのニーズにマッチしたのが「ケシポン」。正式名称は個人情報保護スタンプ ケシポン、ハガキやダイレクトメールの個人情報部分を消すための判子である。ぺたりと印面にこの「ケシポン」を押すだけで、【公式サイト】曰く「新開発の特殊印面パターン(アルファベットの組み合わせ)と耐水・耐光・耐薬品性に優れた顔料系油性インク」が文字を隠してくれる。あとは破り捨てるなり何なりとご自由に、という次第。

「ケシポン」使用前・使用後(公式サイトから)
「ケシポン」使用前・使用後(公式サイトから)

元記事によれば個人情報保護グッズが人気を集め始めた2年前、開発陣は「穴を開ける」「切り抜く」のではなく、個人情報部分にスタンプを押して「消したい文字」を覆い隠す商品を発案。しかし真っ黒に塗りつぶしたのでは逆に、そのインクから元の文字が光沢で見えてきたり、透けて見えてしまい、役に立たないことが判明(実際に、黒文字で印刷された広告のチラシなどを黒マジックで塗りつぶしてみよう。その後に、塗りつぶした表面を目線に持ってきて少し斜めにしながら光に当てると、文字部分が光沢で見えるのが分かるはずだ)。

そこで考えたのが「別の文字のパターンを上書きしてしまう」というもの。開発陣は試行錯誤の結果、現在の特殊印面パターンを生み出すことに成功した。何よりシュレッダーなどをわざわざ用意しなくとも、気軽に「個人情報の保護」が出来るのがありがたい。

なお注意事項にもあるが、基本的な考えは「文字を上書きして読みにくくする」なので、カラーで印刷した文字には不向き(ケシポンはモノクロ)。基本印面サイズは42×13ミリなので、大きな住所印字部分では隠しきれない場合がある。ただ、普通のダイレクトメールやハガキなら、「ケシポン」のサイズ以上の住所・氏名が書かれる事は無い(最近はラベルシールや印刷ソフトを使って直接印字されるが、それ以上の大きなものはあまりない)。

ハードディスクのデータ消去や、一般のノートの書き文字部分を消去する際には、単にデータ削除や黒べた塗りをするよりも、それぞれ「別のデータを上書き」「関係のない文字列で埋め尽くす」方が第三者には分かりにくくなる。「ケシポン」の考え方も、突き詰めればそこにいきつくのだろう。さら特殊なインクなどを用い、「ケシポン」ならではの優位性を引き出したわけだ。単純な発想かもしれないが、それを実用化するあたりは「天晴れ」である。

大きな会社や事務所では必要ないかもしれない。しかしシュレッダーを整備していない個人事業主、あるいは仕事でなくとも一般家庭でダイレクトメールやハガキを捨てる時に個人情報を気にしている人には、うってつけのアイテムといえるだろう。



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