シニア層 ケータイ保有者約9割 毎日通話は大体4割

2008年11月05日 08:00

シニアの携帯電話(通話)利用イメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは11月4日、シニア層の携帯電話利用に関する調査結果を発表した。それによると、シニア層(50歳以上)の携帯電話保有率は約9割に達し、通話機能を毎日利用している人も4割ほどに登ることが明らかになった。壮齢層にも携帯電話は深く静かに浸透しているようにも見える(【発表リリース】)。

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今調査は10月20日から10月22日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は267人。男女比は52.4対47.6。年齢構成比は50代77.2%、60代17.2%、70代以上5.6%。「無料メール転送サービスCLUB BBQ」を利用している時点で携帯電話を利用していることは明らかなので、携帯電話保有関連の問いにはかなり片寄りがあることを念頭においておく必要がある。

今調査ではまず携帯電話を持っているか否かについての問いが行われている。回答している時点で携帯電話を利用できる立場にあることは明らかなので、ここでは「自分の携帯電話を持っているか」という認識が正しいだろう。この設問では9割近い人が「持っている」と答えている。

携帯電話保有率
携帯電話保有率

全体では約9割、歳を経るにつれてその保有割合は少しずつ減る傾向にあることが分かる。また男女ではわずかながら男性の方が保有率が高い。中堅層までは女性の方が携帯電話の保有・使用率が高い傾向なのは周知の事実なので、少々意外な感もある。もっとも前述の通り設問自身にやや難があるので、参考値程度と考えた方が良い。実際にはもう少し保有率は低いものと思われる。

さて、シニア層の携帯電話利用傾向という珍しいデータの中でも注目項目の一つ、通話利用の頻度についてだが、こちらは「毎日欠かさず通話に利用する」という人が4割強に達していた。

携帯電話での通話利用頻度
携帯電話での通話利用頻度

男女別・年齢階層別で見ると、やはり保有割合と同様に「女性よりも男性の方が『毎日メール』の割合が高い」「年齢を経るほど『毎日メール』の割合は低くなる」という傾向が見られる。

「週に二度以上」で
仕切り直すと
「男性より女性」
「高齢層ほど」
ケータイで通話を
する割合が多い

しかしこれを「週二回」までの範囲、グラフならば緑系統の範囲(「毎日」「2日に1回」「週2回」)までに拡大して確認してみると、なぜか「男性よりも女性」「年齢を経るにつれて」その割合は増加するという傾向を見出すことができる。毎日電話するのは恥ずかしいが、例えば週末・土日の夜、電話をかける側・かけられる側双方に時間の余裕が出来たころ、電話をして安否を確認したり声を耳にしたくなる、という情景が思い浮かばれる。

最近では「家族同士の通話が無料になる」というサービスも各携帯電話会社で提供されるようになった。そのサービスを告知するラジオCMで、「隣の奥さんとは会話するネタは山ほどあれど、夫と携帯電話で話すようなネタはない。でも無料だから、たまには……」というシチュエーションでやりとりをするというものがある。毎日電話するほどではないが、週に数度くらいならかけてもいいかな、と考える壮齢層も多い、ということなのだろう。相手次第では「無料」ということもあることだし。

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