オンラインカジノで3億円を手にしたギャンブラー

2008年11月23日 12:00

Coral Gamesイメージ先に【宝くじで「毎年100万ドル」の権利をゲットした噂の彼は億万長者の銀行幹部!?】で紹介したように、世の中には何かと運の良い人がいるもの。【Mail Online】ではまた一人、とてつもなく運の良い人が登場したことを紹介していた。元記事によるとその人は、オンラインのカジノゲームで208万6585ポンド(約3億円)を手にしたという。この額、イギリスのギャンブルに対する単独の支払いでは最高額なのだそうな。

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Coral GamesのMegaJackpots Cluedo
Coral GamesのMegaJackpots Cluedo

奇跡が起きたのはオンラインカジノの【Coral Games内におけるMegajackpots Cluedo】。ゲームそのものはシンプルなスロット(印を合わせていくタイプのゲーム)で1回50ペニー(70円)。ただしこのゲームにはジャックポッド方式という、プレイされるたびに大当たりが出るまで賞金が積み上げられていくシステムが採用されており、今回の場合は1年以上大当たりが出ない状態が続いていた。しかも当選者はCoral Gamesのサービスで10ポンド(1400円)の無料サービスを受け、ゲームの口座に10ポンド分をチャージ。その10ポンド分をたまたまこのゲームに使ったのだという。

Coralの広報によれば今ゲームは世界中からプレイされていることもあり、ここまで賞金が蓄積されていたとのこと。そしていわく「少なくとも当選者には、もう貸し渋り問題とは無関係になれますね(For one person at least, the credit crunch is no longer an issue.)」と状況を説明した。ちなみに幸運を勝ち取った当選者はポーツマスからアクセスしたプログラマということだが、本人の希望で詳しい情報は非公開にされている。

毎度の如く読者からのコメントを受け付けている元記事Mail Onlineでは「おめでとう」との賛辞の他に「ちょっとお金貸して」、さらには「ポーツマスに住んでいるのだが、(これだけ大当たりを手に入れればプログラマの仕事は辞めるだろうから)あなたの仕事を代わりにやらせてくれないか」など、今のイギリスの世情を推し量るコメントも見られる。広報官のコメントにも「貸し渋り云々」という言葉がごく自然に出てくるあたり、単にうらやましい話というだけでなく、色々と考えさせられる話なのかもしれない。

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