ゆうちょ銀行の金利、通常貯金で0.08ポイント引き下げの0.13%に

2008年11月05日 08:00

貯金イメージゆうちょ銀行は11月4日、通常貯金の金利を現行の0.21%から0.13%に0.08ポイント引き下げると発表した。日本銀行が10月31日に政策金利を引き下げたことに伴い実施するもの。11月5日から適用される。通常貯金における金利引下げは2002年6月以来のことになる(【発表リリース】)。

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日本銀行では10月31日、国際的な協調金利引下げによる市場介入の流れの中で、これまで0.5%と設定していた金融市場調節方針(政策金利)を0.5%から「0.3%前後」に引き下げている(【発表リリース、PDF】)。今回ゆうちょ銀行の通常貯金金利の引き下げは、これに伴い実施されるもの。

引き下げ後の金利は、通常貯金が0.21%から0.13%、100万円以上の残高があれば有利な利子がつく通常貯蓄貯金が0.22%から0.14%と、それぞれ0.08ポイントの引き下げになる。なお金利引下げはこの2商品のみで、定額貯金や定期貯金など、他の商品の金利は今回は据え置かれることになる。

最大級の金融機関ともいえるゆうちょ銀行が金利を引き下げたことにより、他行がどのような動きを示すのか。顧客獲得競争が激しい昨今、ライバルの動向を見ながら考えているところも多いだろう。預貯金をする側としても気になる話ではある。

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