火の代わりにニオイを消す「消臭器」登場

2008年10月21日 06:30

消臭器イメージ【バンダイ】は10月20日、火を消す「消火器」をモチーフにした消臭剤『消臭器』を10月27日から発売すると発表した。価格609円(税込み)。消火器をイメージした外観で、コンセプトは「火ではなく臭いを消す」(【発表リリース】)。

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消臭器
消臭器

『消臭器』は名前どおり「消臭剤」と「消火器」を足したイメージのもので、「火ではなく、臭いを消す」をコンセプトに、消防用設備の「消火器」をモチーフにしたミストタイプ(霧状)の消臭剤として作られたもの。洋服や空間のニオイが気になった時に、消火器の利用時のごとく本体上部のトリガーを引き、ひとふきすることで、せっけんの香りが広がっていく。また消臭成分には「さとうきび」から抽出した天然由来成分を採用しているため、合成品を気にする人にもハードルが低い。

サイズは43×173×43ミリと小型で、重さは190グラム。容量は150mlで通常の利用の場合500回分に相当する。利用場面は衣類・布製品についた汗、タバコ、料理、ペットなどのニオイが気になったとき。さらに特定対象物ではなく空間にも使用することができ、幅広い場面で使用できる。ちなみに当然だが、消火器としての役割は無いので、念のため。

最近バンダイでは(子供心的なコンセプトからか)駄じゃれを元にした生活用品を続々と発売している。単に一発芸的なもので終わるのならともかく、機能も充実しているものだから、使う立場の人もニヤリとしながら実用品として使うことができる。日常生活の中にも笑いをとりこむことで、ハッピーなライフスタイルを提案している、ということなのだろう。

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