ケータイ購入時のポイント、ドコモはデザイン・auやソフトバンクは機能重視

2008年10月07日 06:30

モバイルイメージネットエイジアは10月6日、携帯電話のデザインに関する実態調査を携帯電話経由で行い、その結果を発表した。それによると保有機種によって携帯電話を選択する際にもっとも重要となる項目には微妙な違いがあり、例えばNTTドコモの機種保有者はデザインを大いに気にする傾向が見られることが明らかになった(【発表リリース】)。

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今調査は9月24日から26日までの間、携帯電話経由で16歳~49歳を対象に行われたもので有効回答数は400人。男女比・年齢階層(10・20・30・40代)は均等割り当て。携帯電話の種類比率はNTTドコモ55.3%、au30.3%、ソフトバンク14.5%。ソフトバンク保有者の回答数が100を切っているため、ソフトバンクの機種データについては多少のぶれが生じている可能性がある。

保有キャリア(携帯電話の提供企業)毎に、携帯電話購入時の重要視ポイントについて尋ねた結果は次の通り。

ケータイの購入を決める際にデザイン・価格・機能のどれが一番重要か
ケータイの購入を決める際にデザイン・価格・機能のどれが一番重要か
ドコモは「デザイン」
auとソフトバンクは「機能」

それぞれ他の要素はどれも満足?

全体では「機能」が半数近くを占め、ついで「デザイン」、最後に「価格」という順番になっている。価格は一時的に我慢すればそれで済むが、デザインや機能は購入後ずっと自分自身の利用に関わってくる要件なだけに、重要視したいという考えが強いのだろう。言わば住宅や自動車など、長きにわたって使う他の道具と同じような考えだ。

一方で、現在保有している携帯電話のキャリア毎に見るとかなりの違いが見られる。「価格」はどの機種もあまり重要視されていない(二の次、三の次)のに対し、NTTドコモユーザーは「デザイン」を、ソフトバンク・auユーザーは「機能」を重視する傾向が強いことが分かる。

イメージ的には「堅実・オーソドックスのドコモ」「唯我独尊でスタイリッシュなau」「革新者のソフトバンク」という雰囲気がある。特にドコモはデザインのバリエーションでは他のキャリアと比べるとおとなしめに見えるが、だからこそドコモユーザーは「少ない差の中で少しでも自分の好みにあったデザインのものを選びたい」と考えているのかもしれない。

そのように考えれば、どのキャリアでももっとも得票数の低い「価格」については、皆「気にならないほど満足している」のだろう。

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