2割が「1日8時間以上」! 意外に多いネット以外のパソコン利用

2008年10月16日 08:00

疲れ目イメージ視力矯正などで名を知られている神戸クリニックは10月10日、現代のライフスタイルにおける「目」の環境に関する意識調査結果を発表した。それによると、パソコンの利用時間において「インターネットの利用」は一日1時間~4時間の利用層が過半数を占めていることが明らかになった。一方でインターネット以外のパソコン利用時間は意見が分かれており、「一日8時間以上利用する」と回答した人が2割近くに達していることも分かった。ハードなパソコン上での作業を強いられている人が多いことがうかがえる(【発表リリース】)。

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今調査は9月26日から9月30日の間に関東1都3県・関西2府4県在住の人の20~49歳、会社員の男女に対して行われたもので、有効回答数は600人。年齢構成比や男女比などは非公開(恐らくは男女1対1、20・30・40代で均等割り当てだと思われる)。

今調査項目では、曜日を問わず・仕事での利用も含め、一日平均で何時間パソコン(PC)を使うかについて、「インターネット利用」「インターネット利用以外(ワープロや表計算、その他専用ソフトなど)」それぞれの利用に分け、もっとも近い時間の選択肢の選択を求めている。ネット利用とそれ以外で区別していることに注意されたい(合計ではない)。

一日のパソコン平均利用時間(仕事利用も含む)
一日のパソコン平均利用時間(仕事利用も含む)
インターネットへの
一日平均アクセス時間は
「1~4時間」が過半数

インターネットの利用時間は「1~2時間」「2~4時間」の回答層がもっとも多く、あわせて6割近くを占める。平日・休日をあわせた平均値だから、「1~4時間/日」という値は妥当なもの。

一方で興味深いのが「インターネット以外のパソコン利用時間」。「30分未満」や「30分~1時間」「1~2時間」といった比較的短時間の回答は少なめだが、それ以上の「2~4時間」「4~6時間」「6~8時間」「8時間」以上の回答数がほぼ同数で2割ずつを占めている。これは「インターネット以外のパソコン利用」に個人差が大きく、個人個人のおかれている環境や使用目的によって必要とする時間が大きく異なり、意見の集約がなされなかったためと思われる。

約2割はネット以外の
パソコン利用時間が
1日8時間以上に及ぶ

いずれにせよ、ある意味以外な結果ともいえるが、パソコンの利用時間は「インターネットによるもの」より「インターネット以外によるもの」の方が長い傾向にある、と見て良いだろう。

それにしても「1日8時間以上パソコン(ネット以外)を使う」という人が2割近くもいることになるのだが、これに「インターネットによるパソコン利用」をあわせると10時間前後という計算になるのだろう。仕事(学業)のほとんどをパソコンと向かい合っている計算になるわけで、これでは「視力の低下原因」のトップにパソコンが挙がっても仕方がない気がする(もっともネット以外のパソコン利用より、インターネット利用による視力低下を懸念する声の方が大きいのだが……)。

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