ここで一発気合をドンと! 気持ちを集中したい時に行うことランキング

2008年09月24日 06:30

集中イメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【気持ちを集中したい時に行うことランキング】の結果発表が行われ、第一位には「カフェインをとる」がついた。カフェインが多く含まれるといわれるコーヒーや紅茶、緑茶などは、眠気覚ましにもよく使われる飲み物で、「眠気を覚ます」=「気持ちを集中したい」という状況が容易に想像できる結果でもある。

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今調査は7月25日から28日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1072、男女比は50.28対49.72。年齢階層比は30歳代がもっとも多く30.97%、ついで40歳代28.08%、20歳代14.37%など。

具体的に計測器や指標で推し量ることはできないが、作業の過程でなんだかやる気が落ちてきた、どうも他のことに気がそれてしまう、熱意が冷めてしまったなど、集中力が欠けてしまうという事態におちいるのはよくある話。特に一定時間以上同じことを続けている(続けざるを得ない)時には、同じ時間を経過しても、気が散るなどして作業量が落ち込んでしまう。そんな時に集中力を取り戻すため、何をすべきか・しているのか……というのが今回のランキング。

トップについたのは「カフェイン(を含む飲料などを口にすること)」。元々カフェインには覚醒作用(=眠気覚まし)の効用があることで知られているが、その他にも集中力や記憶力を高める作用もあるとのこと。さらにコーヒーの香りをかぐだけで、頭をリラックスさせる効用もある。

気分転換という意味では第二位の「深呼吸をする」も非常に有効。第十一位の「ストレッチをする」とも関連するが、背伸びをしながら深呼吸をすることで、体の血の巡りを良くし、脳内に新しい酸素が運ばれ、身体も心もリフレッシュする。デスクワークで同じ姿勢を継続している場合、30分に一度は背伸び・深呼吸をすると、ずいぶんと状況も変わってくる。

「脳内」といえば第八位の「甘いものを食べる」も有効。直接すぐに変換されるわけではないが、脳に糖分を補給し頭の「めぐり」を良くする効用がある(【日本甜菜製糖株式会社関連ページ】)。気分転換にもなるので一石二鳥(だからといって仕事中に甘いものばかり食べていると、別の方面で悲劇が訪れるので要注意)。

身体を動かして「継続作業による『飽き』から開放される」という観点では、第六位の「締め切り/予定を決める」や第十位の「到達できそうな目標を掲げる」というのも有効。具体的にゴールを設定確認することで、「あとどれだけこなせばよいのか」が明確化され、やる気がよみがえってくる。「歩いていればいつかは自宅に戻れる」と「あと1キロ歩けば家に帰れる」とでは、どちらが足取りが軽くなるかを考えれば、その成果は一目瞭然。

第三位の「部屋を静かにする」第四位の「テレビを消す」などは至極当然のこと……かと思ったのだが、第十三位に「好きな音楽をがんがん掛ける」というのが入っており、「集中力の構築」=「周囲の静穏化」は必ずしも万人に共通するルールではないようだ。

集中力を高めれば同じ時間を使っても良い作業結果が期待できるし、作業をしている本人も心地よい満足感を堪能することができるはず。しかしその分気合と精神力・体力も消耗するので、長時間集中力を継続するのは難しいのが道理というもの。集中力が失速し、ちょっと注意散漫になってきたな、と自覚したら、今ランキングにリストアップされているアクションを試してみてはいかがだろうか。

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