今度は一輪車で上手にバランス・村田製作所が「ムラタセイコちゃん」を開発

2008年09月24日 06:30

ムラタセイコちゃんイメージ【村田製作所(6981)】は9月23日、同社がすでに開発している自転車型ロボット「ムラタセイサク君」に続き、一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」を開発したと発表した。「ムラタセイコちゃん」は9月30日から10月4日に千葉県幕張メッセで開催される「CEATEC Japan2008」の村田製作所ブースで実演されるとのこと【発表リリース】

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ムラタセイコちゃん
ムラタセイコちゃん

ムラタセイサク君との共演を果たしたムラタセイコちゃん。右手奥にいるのがそれ。

「ムラタセイサク君」はバランスをとって「自走」できる、自転車走行のロボットとしてテレビCMなど各方面で活躍しており、同時に村田製作所の技術を世界に喧伝している。今回発表された「ムラタセイコちゃん」は、「ムラタセイサク君」同様に同社の技術や製品の紹介と技術の可能性をアピールし、さらに(特に子どもたちに)理科や科学の面白さを伝えるツールとして活躍することになる。

ムラタセイコちゃんイメージ一応設定として「ムラタセイコちゃん」は「ムラタセイサク君」の父方の年下のいとこということになっている。年齢は幼稚園の年長。身長は50センチ、体重は5キロ。主な機能としては一輪車でバランスを取り立てるだけでなく、走ることもできる。さらにUSセンサーを使って一定距離を維持したり、ライブカメラで画像転送も可能。見た目はきゃしゃでちまちまとしている感があるが、内部には「傾き検出用ジャイロセンサ」「障害物検知用超音波センサ」「ブルートゥース通信モジュール」「チップ積層セラミックコンデンサ」などが納められており、村田製作所の技術の結集体(結晶体)ともいえる。

村田製作所ではこれまでにも「ムラタセイサク君」を使い、子どもたちに理科や科学の面白さを伝えていく「出前授業」を行っていた。その現場「今度は一輪車に乗って欲しい」という意見が多数子どもたちから寄せられ、今回の「ムラタセイコちゃん」の開発に至ることとなった。今後上記動画にあるように、ムラタセイサク君とムラタセイコちゃんのコンビで各地の学校をめぐり、科学の素晴らしさと神秘性をリアルに伝えていくことになるのだろう。

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