今日から出来る、電気・ガス・水道の節約術を学ぶ

2008年09月22日 19:40

節約イメージ【お腹が減りそなレシピブログパーツたち】でもちらりと触れた、当方が毎号欠かさず愛読している「オレンジページ」(ネット版【オレンジページnet】)。主にOLや主婦などの女性向けの記事で構成されているのだが、もちろん男女を問わず役立つ内容が豊富で非常に助かっている。先日発売された10月2日号にも有益な記事が盛りだくさんだったのだが、中でも目に留まったのが「光熱費節約アイディア35」。電気やガスは生活上欠かせないもので、少しの値上げでも非常に気になるもの。今すぐ実践できそうな話も多く、「なるほど」とうなづくばかり。そこで「アイディア35」のうち、当方がすでに実際に行っているもの、あるいは「これからやろう」と思ったものをいくつか挙げてみることにしよう。

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電球は白熱電球より電球形蛍光灯
元記事には「使用時間の長いものから順次取り替える」とある。いちどきに交換すると初期費用がかかりすぎるからだ。当方はすでに全部の白熱電球を電球形蛍光灯に変えており、さらに長時間使うような場所では【寿命は13倍、消費電力は1/7!~東芝ライテックが電球型LEDランプを発売】で紹介したLEDの白色と電球色をいくつか導入している。本来ならすべてをLEDに変えるべきなのだが、電球型LEDは一つ6000~7000円もするので導入するにはやはり躊躇してしまう。欲張らずに使い分けるべきだろう。

エアコンはクリーニングと使用時間・温度調整
エアコンはこまめにクリーニングをして、設定温度を冬は低く・夏は暑く、さらにつける時間を減らそう、とは元記事談。当方は今年の夏は、自宅ではいっさいエアコンを使わなかったのでこのあたりは関係ナシ。

待機電力は「今は昔」
コンセントが入っていればその電気機器を使っていなくても「待機電力」を消費してしまうから、コンセントはこまめに抜きましょう……という話はよく耳にする。しかし最近の電気機器は待機電力対策もほどこされ、以前の機種の1/20くらいにまで抑えられているそうだ。コンセントを抜く云々よりも「使わない時はこまめにスイッチを切る」習慣を身につけた方がよい。

掃除機もお部屋もしっかりとメンテナンス
部屋をあらかじめ片付けてから掃除機を使うことで使用時間を短縮できる。また吸い込み力が弱くなるほどごみパックの中身を放置しないで、ちゃんと交換していればそれなりに電気代が安くつく。

冷蔵庫は上手に設置と開閉
 熱いものは常温に冷ましてから冷蔵庫に入れる。ぎゅうぎゅうに食材を押し詰めない(冷蔵庫は倉庫にあらず)。壁との間にすき間を空けて設置することで冷蔵庫自身の放熱をサポートさせる。無駄な開閉をひかえる。言われてみれば「なるほど」と思うものばかり。

今のパソコンにはスクリーンセーバーは不要
 液晶ディスプレイにスクリーンセーバーは不必要。長時間パソコンを使う人は電源オプションを「システムスタンバイ」にして電力消費量を抑えられる。

ガス給湯器はこまめに電源をオフ
 最新のものでも待機電力に意外に電力を消費するガス給湯器パネル。使わない時には電源そのものをオフに。

節水シャワーヘッドや泡沫アダプタを使って「普通の使い心地」で節水
水量を減らす代わりに水圧を上げたり、水に泡を含ませて見た目の水の量をそのままにする、便利なアダプタ類が発売中。一度設置してしまえばあとはずっとそのまま節水が出来るので便利。

食器洗い乾燥機は意外に節水効果がある
素人目に見ると水をじゃぶじゃぶ使ってもったいないように見える食器洗い乾燥機。手洗いと比べて普通の四人家族で一回当たり1/6まで使用する水の量を減らせるとのこと。電気代を差し引いてもお得なんだそうな。【愛媛県松山市(「節水機器の補助金制度について」)】をはじめ、多くの市町村で食器洗い乾燥機の購入の際に補助金を出してくれる制度を設けているのも嬉しいお話。まずは自分の住んでいる場所でそのような制度があるか確認した上で、品定めをしよう。ちなみに一人暮らしの場合には一度に洗う食器の量も少ないので、導入効果はほとんど無し。

ガスコンロの上手な使い方
【レシピ雑記帳】用の料理はもちろん、普段食している食事もほぼすべて自炊している当方にしてみれば、一番役に立ったのがこの話。「お湯を沸かす時には中火(弱火だと冷める、強火だとなべ底から余計な炎がはみ出る)」「底が広く熱効率の高い鍋を使う」「お湯を沸かす時にはフタをする」など、ちょっとした工夫でガス代が節約できる。さらに「洗った鍋は水滴をふき取ってから火にかける」「鍋で料理を温めて火を止めたら、耐熱性のあるタオルなどをかぶせて保温効果を高める」など、今日から実践できそうな話ばかり。

風呂はフタを閉めて
お風呂を沸かす時や入浴を終えた後、フタをしておくことで随分と風呂の熱を維持することができる。さらに100均ショップなどで売っている「風呂湯保温シート(厚手の銀紙の巨大化したようなもの)」を浴槽に張らせれば保温効果がアップ。


「オレンジページ」ではもっと細かく、そして具体的に「○×をすれば平均年間で■●円節約できる」という具体例が書かれている。金額を提示して「これだけ出費が抑えられる」と聞けばやる気が出るというもの。

財布に優しい行為は
地球にも優しい行為

そしてなによりも、これまでの省エネや節約系の記事でも指摘しているように、これらの「節約行為」がほぼそのまま「エコ行為」につながっていることを忘れてはならない。資源・素材価格が高騰を続ける今、自分の財布に優しい節約行為は、そのまま地球にも優しいエコロジーな振る舞いに直結する。「ケチくさい」ととまどったり恥ずかしがったりすることなく、「地球のためにも役立つんだ」と大義名分をかかげて、堂々と節約ライフを実践しよう。


(最終更新:2013/09/06)

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