昔実用・今インテリア!? 縁起物としても重宝されている「米俵」たち

2008年09月22日 08:00

米俵イメージ昨今の不祥事で改めて日本人にとって必要不可欠と再認識された「お米」。そのお米が昔から食生活に欠かせないものだったことはいうまでも無く、かつては貨幣同様に扱われていた(江戸時代の「年貢米」制度など)ことも歴史の時間などで学習した通り。大地の恵みであり、生活の基盤でもあったお米を運ぶ際に使われた「米俵」は、生活の豊かさと自然の慈しみを象徴するアイテムとして特別な存在だった。今では流通網の整備や梱包技術の発達でほとんど使われなくなったこの「米俵」を、縁起物として新たな命を吹き込ませたのがこの【こめだわら.com】

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こめだわら.com
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「こめだわら.com」では「寿俵(ことぶきだわら)」の言葉に代表されるように、想いを込めた米俵を記念品・贈呈品として提供している。使用例としては「お歳暮・開店祝い」「八十八歳のお祝い(言葉通り「米寿祝」)」「結婚披露宴・出産内祝」など、米俵の登場で受け手も贈り手も自分が日本人であることを再認識させてくれるようなシーン。また、お米屋さんや日本料理店をはじめとした各店舗のディスプレーとして用いることで、商売繁盛感や安定感を演出できる。

サイズは750グラム~60キロ(昔の米俵一俵)まで全部で8種類。価格は2500円~1万2900円(【一覧ページ】)。それぞれのサイズにおいて、飾り専用としてラップの芯のような紙製の筒が入っているものと、本物のお米が入っているものの二種類から選べる。なおお米を入れる場合は、(昔のように直接俵に入れるのではなく)ビニール袋に入れてから米俵に詰めるので、お米がこぼれることはない。またお米そのものは別途料金が必要になる。

ディスプレイ用の4サイズ。プレゼント用などには5キロ・3キロ・2キロ・750グラムのものが存在する。5キログラムでも直径20センチ×幅33センチ×重さ(俵部分のみ)800グラムとさほど大きくはない。
ディスプレイ用の4サイズ。プレゼント用などには5キロ・3キロ・2キロ・750グラムのものが存在する。5キログラムでも直径20センチ×幅33センチ×重さ(俵部分のみ)800グラムとさほど大きくはない。

かつて日常的に使われていた「道具」が今やインテリアとして重宝されるというのは、いくぶん複雑な気分にもさせられる。しかし米俵には重厚感や安定感がにじみ出てくるように思えるのもまた事実。インテリア、という表現にわだかまりがあるのなら「アンティーク」と考えても良い。「一家に一俵」とまでは言わないが、祝い事への気の利いた贈り物として覚えておくと何かと役立つこともあるだろう。


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