【更新】アイス選びの三大重要ポイントは「味」「価格」「形」

2008年09月19日 06:30

アイスクリームイメージC-NEWSは9月18日、アイスクリームに関する調査結果の一部を発表した。それによると市販されているアイスクリームを購入する際に重視するポイントは「味」「価格」「タイプ(カップ、バーなど)」であることが明らかになった。一方でテレビCMやネーミング、キャンペーンの有無・内容など、セールスプロモーション的な要素はほとんど影響を及ぼしていないこともうかがえる([発表ページ])。

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今調査は9月8日・9日に15歳以上の男女を対象にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比、年齢階層比(10・20・30・40代・50歳以上)は均等割り当て。

市販のアイスクリームを購入する時、どのような項目を重視するか、あるいはあまり気にしないかについて尋ねた結果のグラフは次の通り。

市販のアイスを購入するときに、以下の項目をあなたはどの程度重視しますか
市販のアイスを購入するときに、以下の項目をあなたはどの程度重視しますか

加重平均値が用いられているためやや分かりにくいグラフとなっているが、要はプラスが大きいほど重要視され、マイナスが大きいほどあまり重視されていないことになる。つまりプラスを示した4項目「味」「価格」「タイプ」「内容量」以外の項目について、アイスクリーム選びにおいてはほとんど重視されない・軽視される傾向があると見てよい。

アイスを選ぶ消費者の目は
「味」「価格」「タイプ」など
表面上の内容にのみ
向けられている

図版中でも触れているが、結果を見る限り、アイスクリームの選択において宣伝広報はほとんど効果を見出していないことが分かる。また、「原材料」「添加物」「カロリー」など「細かい成分上の内容物」もさほど影響を与えていない。要は消費者側の選択眼は「内容」、しかも表面から見えるものにのみ向けられていると判断してよいだろう。

商品が消費者の手に収まり購入されるためには、まず店頭に並ばねばならないし、消費者に知られる必要がある。その点ではプロモーションは欠かすことができない。しかし実際には消費者の多くはアイスクリームの内容に目を向けている。「中身でアピール」と評価すべきなのか、「派手な宣伝は不要」と見るべきなのか、それとも「消費者が賢くなり、宣伝に惑わされない傾向にある」ということなのかは判断に迷うところがあるが、いずれにしてもアイスクリームは実力勝負の世界に突入している、と見てよいだろう。

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