ゲームソフトランキング更新、リズミカルなあのゲームがトップに復帰

2008年09月08日 08:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した8月25日~8月31日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、先週の第二位からトップに返り咲いた『リズム天国 ゴールド』だった。地味ながら広告展開もあちこちで見かけるようになり、少しずつライトユーザーにも広まりつつある様子がうかがえる。評価は相変わらず二分されたままだが、購入層が増えて上位にランクインし続けているということは、それだけ注目されている事実の裏付けでもあろう。

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第二位にはゲームソフトというよりはエンタテインメントソフトという表現の方が適切かもしれない『AFRIKA』が。プレイステーション3のビジュアル面の機能をフルに使い、アフリカの大地と自然を表現した環境系ソフト。躍動感あふれるアフリカの野生動植物たちを圧縮し、ゲーム内に閉じ込めた「バーチャル動物園」のような感覚で楽しむことができる。このタイプのソフトは評価が二分されるのが常だが、発売初週にも関わらず高評価な意見が多いのも注目に値する。かつての『アクアノートの休日』や『エレクトロプランクトン』が思い起こされるのは当方だけではあるまい。

第三位は前回から順位を落としてしまったもののまだまだ堅調な『リーグウイニングイレブン 2008 クラブチャンピオンシップ』がランクイン。実際にプレイをして評価する人が増えてきたが、やはり意見は二分されたまま。特に収録チームに関する意見が大きく分かれている。ゲームの内容そのもの(操作性)は前作よりはよくなっているようだが、それだけに他の面でのキツめの意見が多いようだ。

第四位には新作の格闘ゲーム『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』が。『Fate』シリーズのキャラクターや世界観をごちゃまぜに混ぜ込んだ上でどたばた劇的な展開が繰り広げられる、まさに「ごちゃまぜ・スマブラ的バトル」。キャラクタごとの必殺技など、キャラクタのイメージがよく表れている。非常に「ノリ」がよいゲームともいえるが、ある意味「突き抜けたノリ」であるため、評価が大きく分かれるところ。

今週も先週に引き続き『リズム天国 ゴールド』が好調。万人に評価されるゲームは単にハードルが低ければよいのではなく、その万人(=不特定多数)に受けいられる必要がある。プレイヤーにとってはもちろんだが、作り手にとっても、簡単なようでいて案外難しい。はたして「リズム天国」はそのようなタイトル足り得るのか。今しばらく評価のための時間が必要なようだ。

(最終更新:2013/08/14)

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