ゆったり気分でテレビを楽しめる、液晶テレビ「お風呂ブラビア」10月30日から発売

2008年09月03日 08:00

お風呂ブラビア XDV-W600イメージ【ソニー(6758)】は9月2日、同社の液晶テレビ「ブラビア」シリーズの浴室用防水ワンセグテレビ「お風呂ブラビア XDV-W600」を10月30日から発売すると発表した。内蔵メモリを用いた録画機能もついている。価格はオープンだが4万円前後になる予定(【発表リリース】)。

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お風呂ブラビア XDV-W600
お風呂ブラビア XDV-W600

「ブラビア」シリーズのワンセグ液晶テレビとしてはすでに「XDV-D500」(表示部分は3.0型・26万色)が発売されているが、「XDV-W600」は1670万色が表示可能な4.0型液晶を搭載。表現能力を大幅に向上させている。防水機能はJIS防水保護等級でIPX7(特定条件で水中に落ちても平気)・IPX6(あらゆる方向から直接水の噴射を浴びても平気)相等のものを実装。台所やお風呂でも安心して使用することができる。

お風呂や台所などの閉鎖空間や家の内部にある場所では、ワンセグの受信状況が気になるところだが、「お風呂ブラビア XDV-W600」では受信感度をブラビアシリーズの初期製品「XDV-100」(すでに生産終了)の1.8倍にまで高め、より広範囲での利用を実現。電源も内蔵充電池以外に単三アルカリ電池4本、さらにはDC5Vが使用できるので、お風呂の中はもちろん通常のラジオとしてもつかえる。なおワンセグテレビをフル使用した場合、内臓充電池では最長6時間(受信)~10時間(録画)、AMラジオなら16時間(いずれもスピーカー利用時)と長時間の利用が可能。「お風呂に置く場所がない」という人のため、背面に付属のアタッチメントをつけることでぶら下げての利用も可能となる。

立てかけ・ぶら下げ両用で使用可能
立てかけ・ぶら下げ両用で使用可能

また、充電専用のスタンドにはテレビアンテナ端子(UHFアンテナ)が装備されている。「お風呂ブラビア XDV-W600」本体には録画(その場で、日時指定予約、EPG画面などの番組表から)・再生機能も備わっているので、「あらかじめ充電しながら高画質でドラマや特番を録画しておき」、「お風呂の中で再生して楽しむ」という使い方ができる(ちなみに本体・充電スタンド双方にビデオ信号の入力端子は無い)。

防水用機能が充実していること、乾電池での利用が可能なこと、テレビ以外にAM・FMラジオも実装していることなどから、台所やお風呂での日常生活での使用以外に、防災用のアイテムとしても十分な機能を持っているといえる。

価格がかなり高めなので単純に防災用のラジオ・テレビとして購入するのはやや腰が引けるが、普段からお風呂や台所でもテレビ・ラジオを見聞きしたいという人には、選択の余地があるアイテムといえる。何しろ録画・再生機能がついているのはありがたいお話。ぼーっとしていることが多いお風呂の中でドラマを視聴すれば、ちょっとリッチな気分も堪能できることだろう。

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