海を渡る牛たちをカレーに・「およぎ牛極上カレー」発売中

2008年08月18日 08:00

およぎ牛イメージ【山陰中央新報】によると、島根県隠岐島前・知夫村の名物である「牛の海泳ぎ」にちなんだレトルトカレー「およぎ牛極上カレー」が松江市平成町の弁当・仕出し会社の【一文字家】によって商品化され、8月13日から発売されている。価格は680円(税込み)。同社が発売している駅弁の「およぎ牛弁当」に続く「およぎ牛」シリーズ商品として人気を博しているとのこと。

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およぎ牛弁当
およぎ牛弁当

島根・隠岐島では島根和牛の潮凪(しおなぎ)牛を育てる際、牛に牧草を食べさせるために島から島へと泳がせて移動させる。その情景がユニークなため、育てた牛そのものと共に地域の風物詩「およぎ牛」として知られている。


観光客によって撮影されたおよぎ牛の様子。古式泳法のように牛が泳いでいる情景はどことなくユニーク

およぎ牛イメージ同社ではすでに100パーセント島根和牛(A4以上)のそぼろ肉などを用いた駅弁「およぎ牛弁当」を開発、販売したところそのネーミングや品質、話題性などから大いに人気を集め、看板商品にまで躍進。駅弁は基本的に保存が難しいため「およぎ牛を使った、日持ちがする商品が欲しい」との要望を受けて、今回のレトルトカレー開発と相成った。

【商品紹介ページ】によれば特徴は

・およぎ牛や地元の野菜を利用
・A4等級以上の島根和牛を使用。隠岐生まれの潮凪牛
・やわらかく、コクが深いのが特徴
・隠し味には奥出雲・井上本醸造しょう油、江津・都錦酒造・料理の要、隠岐・海士の塩を使用


とのこと。パッケージにも左上部分に、「およぎ牛」の姿が見える。

現在のところ販売は島根県松江市の物産観光館とJR松江駅構内の売店でのみということだが、「およぎ牛弁当」と違い日持ちがすることから、今後人気が高まれば別ルートでの入手もできるようになるかもしれない。

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