totoビッグのキャリーオーバー、ついに80億円を突破

2008年07月01日 06:30

当選金イメージ【スポーツ振興くじ(toto)】を運営する【独立行政法人 日本スポーツ振興センター】サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは6月29日、第344回のtotoくじ中「ビッグ」において1等の当選が出ず、繰越金ことキャリーオーバーが継続されることを明らかにした。現在確認された限りにおいては、キャリーオーバー額は83億5468万7280円となっている。

スポンサードリンク

7月1日時点でのキャリーオーバー額、83億5468万7280円
7月1日時点でのキャリーオーバー額、83億5468万7280円

totoを含めたサッカーくじはロト6などと比べると当てねばならない数が多いため的中率が低く、1等の出る数は少ない。直近では【6月24日に当選金額6億円の1等が出た(PDF)】が、この事例はまれで、最近ではキャリーオーバー額が次々に蓄積されている。【サッカーくじ「toto」BIGで繰越金初の50億円突破】にもあるように4月20日時点で50億円を超えていたが、それから2か月あまりでさらに30億円が積み上げられたことになる。

普通のtotoではJリーグの対象試合13試合の結果を予想するが、BIGでは対象14試合の結果を「あらかじめコンピュータが選ぶ」方式。1口は300円で、すべての数が的中した1等から3試合が外れた4等までが当選となる。現在では通常のtotoも「toto2 GOAL2」のように2試合の結果を予想するもの、BIGも「mini BIG」のように9試合分を当てるものなど多種多様な種類のものが発売されている。

繰越金が発生している(キャリーオーバー)ことで通常の1等賞金3億円が最高6億円までに跳ね上がることは夢が大きくなることであり、嬉しい話に思える。今回80億円を超えたことで、確率上はほぼゼロに等しいが一度に13人もの「六億円長者」が登場する可能性が生まれたことになるからだ。

しかしキャリーオーバーの額が増えているということは、それだけ1等当選者が出ていない、あるいは出ていても配当金が余った状態ともいえる。80億円突破という今回の報のように、あまりキャリーオーバーの額が大きすぎると浮世離れな額から現実味が薄れてしまったり、「これだけ当たらないのなら、自分が買っても無理かもな」という逆効果を生み出してしまうかもしれない。例えばキャリーオーバーが50億円なり100億円を超えると、1等賞金が倍増するという「仕組み」が用意されていると、さらに夢は大きく広がるのだが(実際には法律の問題もあり、現状では無理なのは承知しているとしても)。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ