レモンの味がするメロン、イギリスで発売

2008年07月30日 19:40

レモンメロンイメージ【Mail Online】によるとイギリスのスーパーTescoで新しい種類のメロンが発売されることになった。名前は「レモンメロン」。見た目はごく普通の「メロン」なのだが、味わいはむしろ「レモン」に近いのだという。スペインで12年の歳月をかけて開発されたもので、販売店いわく「レモンのような新鮮味を楽しめるでしょう」とのこと。

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元記事のキャプションにいわく「Confusing fruit(混乱させられる果物)……見た目はメロンで味はレモンのよう」。
元記事のキャプションにいわく「Confusing fruit(混乱させられる果物)……見た目はメロンで味はレモンのよう」。

データ的には100グラムあたり700~800mgのクエン酸を含んでいる。通常の同量のレモンが5g(5000mg)強であることを考えれば、本物のレモンより酸っぱさは大人しい。ちなみにph(酸味の強さ)は4.5。通常のメロンが6.5程度(レモン水は2.0~3.0程度)だから、通常のメロンと比べればずいぶんと酸っぱいことが分かるはずだ。

メロンはかつて「素晴らしいご馳走的な果物」の立ち位置にいたが、ドラゴンフルーツやライチ、パパイアなどの果物が流通されるに従い、脇役的な役に甘んじざるを得なくなった。しかし今回登場した「レモンなメロン」は市場にインパクトを与え、メロンを再び主役の座に引き戻してくれるものと確信している……少なくともTescoの「レモンメロン」仕入れ担当はそのように自負している。

価格は1つあたり1.99ポンド。日本円で450円程度。「ぴりっとした後味がオススメ。前菜としても、食後のデザートとしてもばっちり」。かの仕入れ担当者は「レモンメロン」の食べ方についてもこのように言及しているとのこと。

裏技的な食べ合わせとして「きゅうり」と「はちみつ」を同時に口にすると「メロン味」になるというものがある。今回の「レモンメロン」は、独立した単体で「メロン」と「レモン」を楽しめる、まさに「Confusing fruit(混乱させられる果物)」に違いない。肝心の味そのものが素敵なものかどうかは写真や文章からのみでは想像が出来ないが、イギリスのTescoでの評判が良ければじきに日本にも入荷されることだろう。

……人気を博したとしても、逆の「メロンのようなレモン」は勘弁こうむりたいが(笑)。

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