小銭を入れて勇者を手助け! ロールプレイングゲーム貯金箱「貯金伝説 バンククエスト」登場

2008年07月16日 07:30

貯金伝説 バンククエストイメージ【タカラトミー(7867)】は7月15日、ロールプレイングゲームを楽しみながら、お金を貯められる塔型液晶画面付貯金箱『貯金伝説 バンククエスト』を8月7日から発売すると発表した。3990円(税込み)。単三電池3本使用。サイズは115×125×115ミリで、5円玉~500円玉に対応(【発表リリース、PDF】)。

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貯金伝説 バンククエスト
貯金伝説 バンククエスト
「貯金伝説 バンククエスト」の画面など
「貯金伝説 バンククエスト」の画面など

タカラトミーの「お遊び型貯金箱」といえば『人生銀行』シリーズが有名だが、今作「貯金伝説 バンククエスト」ではさらに一歩先に進んだ「感情移入」が、貯金で可能となる。

利用者は「勇者」の立場となり、液晶画面に映し出されている自分の分身を操り、ロールプレイングゲームを楽しむことができる。最終目的は塔の100階にいるという「大魔王ワルダラー」の撃破。そしてその「勇者」の所持金は、そのまま利用者が「貯金伝説 バンククエスト」に貯金している金額に連動しているという仕組み。具体的には10円貯金すると「勇者」のふところには10ゴールド入ることに。

ゲーム内では貯金額に見合った値段の剣や防具、アイテムなどを武器屋や道具屋で購入し、売ることもできる(ただし売ることで「勇者」の所持金は変わるが、利用者の貯金額は変わらない)。「地獄の沙汰も金次第」ではなく、「ゲームのクリアまでの道のりも貯金次第」といったところ。

登場するモンスターは180種類以上、購入可能アイテムは160種類以上、さらに隠しアイテムや隠しフロアも用意され、ちょっとしたデジタル系ゲームよりボリュームのあるゲームプレイが楽しめる。

仕様としては5円・10円・50円・100円・500円硬貨を認識できる機能があり、それぞれ200枚くらいまで投入可能。全部500円で貯金すれば、約5万円を貯めることができるという。また、わざわざ利用者が操作をしなくて自動的に冒険を進めるオートバトル機能も用意されているため、十分に武装をほどこして回復アイテムを用意しておけば、利用者が出かけている間にもゲームを進めることができる(ただしイベントなどを見逃す羽目になる)。

現実の世界の現金がそのままゲーム内通貨として投入される、言葉通り「現金な話」のゲーム(……というより貯金箱)だが、貯金をより楽しく出来るという観点では非常に面白いアイディア。何より貯金のモチベーションが尋常でないくらいに上がるに違いない。何しろ自分が500円玉を投入すれば、液晶画面内の勇者が500ゴールド手にし、ゲームの進展を図ることができるのだから。


(最終更新:2013/09/07)

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