ゲームソフトランキング更新、競走馬育成ゲームの代表作がトップに

2008年07月07日 08:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した6月23日~6月29日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、競走馬育成ゲームの雄たる存在である『ダビスタ』シリーズの最新作にあたる『ダービースタリオンDS』だった。元々長い間親しまれ、さまざまな機種に移植された「競走馬育成シミュレーション」の代表作だが、DSに移植されたのは今回が初めて。競走馬や騎手がすべて実名で登場し、海外コースも登場するなどデータの上では十分すぎるほどの収録内容。Wi-Fiコネクションに対応しているので、他人とのプレイも楽しめる。発売初週ということもあるのだろうが、ユーザーの評価はまさに賛否両論。DSでダビスタを楽しめるという好意的な意見もあれば、内容的にむしろ他の騎手向けより後退しているとのコメントも見受けられる。かつては大ヒットタイトルとして長期間トップセールスをあげていた「ダビスタ」最新作がどこまで伸びるのか、次週以降に注目したい。

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第二位にはバンダイナムコの定番ロールプレイングシリーズの一つ「テイルズ~」の最新作にあたる新作『テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-』が。新作とはいえおおもとは2003年8月にゲームキューブ用として発売された『テイルズ オブ シンフォニア』のリメイク版にあたる。モンスターを仲間に出来るのが特徴で、さらに料理を食べさせて成長させる楽しみもある。そもそも論としてゲームキューブ版をプレイした人が少なかったこともあり、意外に新鮮味をもって受け入れられている。初週ではあるがプレイヤーの感想は比較的良い方だ。

第三位はこちらも初登場の『大合奏!バンドブラザーズDX』がランクイン。タイトルから大体想像がつくように、DSで楽器を色々と楽しもうという趣旨のソフト。DSを楽器代わりに使い、好きな曲を自由に演奏することができる。その楽器もギターやピアノ、トランペット、さらにはファミコン音源まで含めて50種類に及ぶ。収録曲もソフト自身に含まれている30曲の他、Wi-Fiコネクションを利用すれば100曲までダウンロードが可能。他にも鼻歌を使った作曲など、「音楽系」のツールを気軽に楽しんでもらおうという意気込みが感じられる。やや人を選ぶソフトではあるが、評価は非常に良い。大ヒットはしないだろうが、このようなタイトルは長きに渡り売れて欲しいものだ。

第四位にはこちらも新作の『必勝パチンコ★パチスロ攻略シリーズ Vol.12 新世紀エヴァンゲリオン ~使徒、再び~』が。人気のパチンコ・パチスロはゲームソフト化した時もヒットセールスをあげる傾向がある。そのソフト自身の面白さもあるが、パチンコ・パチスロの練習にもなるから、ということらしい。また、演出部分を自宅でじっくりと見たいという人も少なくないようだ。ドラマ仕立ての展開が多いこともあり、このようなソフトの存在はありがたいに違いないる

今週は見事トップ5まですべてが新作で埋め尽くされるという結果になった。前週ランクインしたタイトルもそれなりにセールスをあげていたのだが、新人タイトルにはかなわなかったようだ。派手とはいえないが、それぞれ固定ファンを持ったタイトルばかりが上位についた今回のランキング。次週はどれだけその場所をキープしているのか、今から楽しみである。


(最終更新:2013/08/16)

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