主婦が喜ぶ漢字2文字のマジックキーワード

2008年07月09日 08:00

特売イメージ損保ジャパンDIY生保は7月3日、夏のボーナスや消費動向に関する調査結果を発表した。それによると、主婦が聞いてうれしくなる買い物に関する言葉の上位三位は「特売」「割引」「無料」だった。言葉通り「現金」な反応といえよう(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は6月13日から16日に20~50代のサラリーマン世帯の主婦500人を対象に行われたもの。年齢階層比は20・30・40・50代で均等割り当て。

買い物に関する言葉の中で、聞いて嬉しくなるものを単一回答でたずねたところ、全体では「特売」がもっとも多く30.8%を占めた。

買い物に関する言葉の中で、聞いて嬉しくなるもの
買い物に関する言葉の中で、聞いて嬉しくなるもの

「特売」には「割引」「無料」が続き、この3つの言葉(奇しくも皆漢字二文字)が「主婦が好きな買い物キーワード」ということになる。冒頭でも表したが、まさに「現金」な反応といえよう。また、「特売」「割引」「無料」いずれも定価より低価格な状況を示すものだが、30代は「特売」、40代は「特売」以外に「割引」もとりわけ好む傾向が見られるなど、年齢層によって微妙に上位三位の好まれ度が違っているのが興味深い。

主婦を魅了する買い物の呪文
「特売」「割引」「無料」

四位以降には「セール」「優待」「0円」「お値打ち」などが続くが、いずれも支持率は小さい。間接的な値下げや「安そうに見える」表現より、ダイレクトに「特別に安くするよ」「値引いて販売してるよ」「タダだよ持ってけ」と表現された方が確実で安心して飛びつけるという判断なのだろう。

卸売業やその商品を作る生産業者では、コスト上昇によって販促費の額を削られてしまい、これが小売店における特売の機会を減らす大きな要因となっている(要はこれまで小売店では、主にメーカーからの販促費で特売をかけていた)。「特売」に対する反応がもっとも大きいのも、これまでと比べて遭遇する機会が少なくなったからかもしれない。

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