2008年06月01日
デジカメの被写体で分かる男女の愛情の差!?
C-NEWSが5月29日に発表した調査結果によると、デジタルカメラ(デジカメ)でもっともよく好まれて撮られる被写体は「景色」だった。ついで「子ども」と、男女とも「ごくありきたりな対象を選んで撮影している」ことが分かる。やはりフィルム代・現像代が要らないことから、誰もが気軽にカメラマン感覚で撮影しているのだろうか(【発表リリース】)。
今調査は5月20日から21日、デジカメを保有している20歳以上のインターネットユーザーに対して行われたもので、有効回答数は1000。男女比は1対1で、年齢階層比は20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。リリース上では調査結果の一部のみが公開されている。
デジカメを使ってどのような対象を撮影することが多いかたずねたところ、全体・男女別それぞれでも「景色」「子ども」のトップ2に変わりは無かった。

デジカメで撮影することが多いもの
カメラのプロでもない人が「景色」を普通のカメラでひんぱんに撮ることはあまりない。それがデジタルカメラになるとトップに躍り出るのは、冒頭でも触れたがやはりデジカメの「気軽さ」「コストパフォーマンスの高さ」「失敗してもリスクはゼロに近いハードルの低さ」からのものだろう。また、元々ハンディビデオやカメラで子どもを撮り、大量の記録を残す親は多いが、デジカメだとハードルが低くなるため、その「親心」に拍車がかかるに違いない。特に「景色」については【携帯デジカメで撮るものは「景色」と「メモ代わり」】でも触れているように、専門家のような感覚というよりメモがわり、あるいはコミュニケーションツールの一環として用いているようだ。
されど優先順位では
女性の心の中では
「ペット>>夫」
興味深いのは男女間で三位以降の傾向がやや異なること。配偶者(男性なら妻、女性なら夫)をデジカメの被写体としたいと答えたのは、男女共に30%で割合としては同じ。ところが順位では男性が三位と大きくリードしているのに対し、女性では六位にまで後退している。また、猫や犬、特に猫のペットを飼っている人に見られがちな「自分の愛猫をカメラに収める」傾向の結果として出てくる「ペット、動物」は、女性は男性の2倍近い票を入れていることが分かる。
たかがデジカメの被写体で、と考えればそれまでかもしれない。しかしこの調査結果の表を見る限り、「男性も女性も相手を写真に残したいという気持ちの度合いは変わらない。しかし優先順位では、女性は夫よりペットや植物の方が上になる」と考えることもできる。……がんばれ、男性諸氏。
デジカメの登場・普及、さらには携帯電話へもほぼ標準装備されることで、誰もが気軽に「カメラマン」になれる時代となった。インターネットやパソコンと組み合わせれば、画像を加工処理して不特定多数に作品を披露することも、比較的簡単に出来る。まさに「一億総カメラマン時代」の到来ともいえる。
しかしプロのカメラマンは【プロカメラマンは「ありきたりの写真」を最大の努力で撮っている(MarkeZine)】にもあるように、プロのセンスで被写体を捕らえ、撮影している。いわく「プロのする仕事とは、毎回傑作を生むことではなく、確実な仕事をコンスタンスにこなすこと」。メモ取り感覚で、あるいは本当にメモのためにデジカメを使うのなら何の問題もないが、仮に何か仕事目的に使うとしたら、それなりの心構えと努力が必要になるに違いない。
これらの書籍が参考になります
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