【更新】ネットユーザーがもっとも好む缶コーヒーはあのおなじみブランド

2008年05月28日 08:00

缶コーヒーイメージC-NEWSは5月26日、缶コーヒーのブランド認知などに関する調査結果の一部を発表した。それによると、ネットユーザーが飲んだことのある、そしておいしいと思う缶コーヒーブランドは共に日本コカ・コーラのブランド「ジョージア」であることが明らかになった。他にも「ボス」「ネスカフェ 匠」「ワンダ」などおなじみのブランドが上位を占めている([発表リリース])。

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今調査は5月16日から17日の間にインターネット経由で、月1回以上市販のコーヒーを飲む15歳以上の人に行われたもので、有効回答数は300人。男女比は1対1で、年齢構成比は10代から50歳以上まで均等割り当て。

コーヒーの味がおいしいかどうかを判断するには、まず実際に飲んでみないことには始まらない。そこで「飲んだことのある缶コーヒー」を答えてもらったところ、「ジョージア」と答えた人が83%ともっとも多い回答率を得た。

■飲んだことのある缶コーヒーのブランド名

1位:ジョージア……83%
2位:ボス……80%
3位:ワンダ……61%
4位:UCC……60%
5位:キリン ファイア……55%
6位:ルーツ……44%
7位:ポッカ……44%
8位:ダイドーブレンドコーヒー……28%
9位:ネスカフェ 匠……24%
10位:ダイドーデミタスコーヒー……23%


ジョージアイメージ「飲んだことがある」に名を連ねるには、まず最初に「飲んでもらう」ことが必要不可欠。知られなければならないし、さらに生活行動範囲に購入できる場がなければならない。そのように考えると、「飲んだことがある」これらのブランドは、人気度の他に宣伝力、そして商品展開力の高い要素も持っていると考えるべきかもしれない。確かに上位のブランドは、ちまたにあふれる自動販売機や各メディアの宣伝でよく目にするものばかりだ。

実際に手にとって口にし、「おいしい」と判断された缶コーヒーも、やはり「ジョージア」がトップについた。

「おいしい」と思う缶コーヒーのブランド(飲んでいることが前提)
「おいしい」と思う缶コーヒーのブランド(飲んでいることが前提)

飲んだことがある人が多いにも関わらず多数の人を「おいしい」と感じさせるだけの味わいを持つ、まさに缶コーヒーの王者が「ジョージア」なのだろう。一方意外なのは、飲んだことがある部門では9位に甘んじていた「ネスカフェ 匠」が次点についていること。実に飲んだことのある人の49%が「おいしい」と答えている。飲んだ人そのものが73人しかいないので統計学上の誤差の範囲の可能性があるが、それにしても割合が特異すぎる。あるいは「ネスカフェ 匠」は「美味しいのだけれども広報宣伝力に欠けるところがあり、機会損失をしている残念な缶コーヒー」なのかもしれない。


缶コーヒーは缶のお茶や炭酸飲料と並び、日常生活にごく自然に溶け込んでいる飲料の一つ。外出すれば必ずと言って良いほど自動販売機の中にその姿を見かけることができるし、新聞や雑誌、テレビのコマーシャルで見聞きする機会がある。コーヒーそのものの好き嫌いがあるので飲む人はある程度限定されるが、それでも多くの人がたしなんでいる飲食品だろう。

出勤や通学の中で何気なく目に留まっている、あるいは昼食のお弁当やパンなどと共にお店の陳列棚や自動販売機で缶コーヒーを手にする機会があったら、自分が何気なく選んだそのブランドを今一度見つめなおしてみてはいかがだろうか。

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