仕事場のパソコン、周りに何が置かれてる? 案外少ない私物の数

2008年05月22日 08:00

パソコンデスクイメージ【JapanInternet.com】などは5月21日、オフィスデスクのパソコン周りに関する調査結果を発表した。それによると6割近くの人がオフィス(仕事場)のパソコン周辺に1~3割の私物を置いていることが明らかになった。いまやデスクワークでは欠かせない存在のパソコン。しかし私物の数はさほど多くないようだ。

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今調査は5月20日、民間企業に勤務する全国の20~60代の男女330人を調査母体としたもので、男女比は69.1対30.9。年齢構成比は30代41.2%、40台34.5%など、中堅サラリーマン・OLが多くを占める。

仕事場でのパソコンの所有数(普及数)を見るとデスクトップが49.8%なのに対しノートが56.1%と、ノートパソコンの方が割合が高い。これは省スペースによるものがもっとも大きいが、ほかにも「一台で完結していて取り扱いやすい」「いざとなればすぐに持ち運べるため社内異動の際にも楽で済む」などの理由があるのだろう。

ホワイトカラー、特にデスクワークの多い業種の人にとって、それらパソコンは会社内での時間の大部分を共にすごす「相棒」に他ならない。その相棒の周囲に私物はどれくらい置かれているのか。

デスク上に置かれているものの、私物の割合
デスク上に置かれているものの、私物の割合

1~3割の人がもっとも多く過半数。私物は一つもない、という回答も2割強。あわせて8割が「私物はまったくないか、あっても多くて3割まで」と回答している。想像している以上に少ないのが分かる。

パソコン周りの私物というと「作業に必要なもの」と「作業には不必要だが気分転換・飾りのため」の二種類に大別されるだろう。IT系のクリエイターのパソコンデスク周りには多種多彩なフィギュアやグッズ、お菓子の類が積まれているイメージがあるのだが、実際にはどうなのだろうか。

デスク上のパソコン周囲におかれているもの(複数回答)
デスク上のパソコン周囲におかれているもの(複数回答)

上位から見てみると、パソコンの有無にかかわらず仕事場の作業机には欠かせないアイテムがずらりと並んでいる。携帯電話が普及したとはいえ卓上電話はいまだ必要であろうし、メモ用紙もしかり。デスクトップにカレンダーを壁紙として貼り付けている人もいるだろうが、日付の確認にはカレンダーの方が便利なことが多い。仕事の素材である書類、道具の文房具や電卓も必要不可欠。これら「オフィスアイテム」が続き、ようやく「USB機器」などのパソコンアイテムが顔を見せている。

一方で本当に私物と思われるアイテムはというと「手帳」「本・雑誌」「お菓子」「趣味(グッズ・フィギュア)」などがあるが、これらはいずれも少数派に過ぎない。

仕事に直接関係のないアイテムを挙げる人が少ないこと、そして私物そのものの割合も少なめであることから、「仕事用の道具」「パソコン周りのアイテム」たちはほとんどが会社から支給されているようにも見える。そして添え物的な感覚で、少々「仕事とは直接関係のない、趣味的なものがおかれている」というイメージなのだろうか。

読者の中で今仕事場からアクセスしている人がいたら、自分の机の周りを今一度見直してほしい。そこに私物はどれだけあるだろうか。

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