「俺はまだ勉強不足だ!」若き働き人は勉強熱心

2008年05月21日 08:00

勉強イメージ転職サイト【イーキャリアプラス】を運営するソフトバンク・ヒューマンキャピタルは5月19日、「ビジネススキルに関する調査」の結果を発表した。それによるとビジネスパーソンの実に9割以上が「自分の知識やスキルに不足感」を感じていることが明らかになった。また8割が「知識やスキルの習得に努力」していると答えている。対象年齢を考慮すると「若年層の働き人は自己鍛錬の意欲に満ちあふれている」と考えることができるだろう(【発表リリース】)。

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「知識やスキルが足りない!」は9割、向上心も旺盛

今調査は4月25日から27日の間、20代~30代のビジネスパーソンを対象に400人に対し、ネット経由で行われたもの。年齢階層比や男女構成比は非公開。

現在の仕事において、自分の知識やスキルが十分足りているかとたずねたところ、全体の9割強が「足りない」と答えている。

現在の仕事において、自分の知識やスキルが十分足りているか
現在の仕事において、自分の知識やスキルが十分足りているか

これを単に「勉強不足」ととるのか、それとも向上心旺盛ととるのかは次の設問でわかる。「仕事に関する専門的な知識やスキルを高めたいと思いますか」という問いには「思う派」が8割強を占めており、多数の人が「自分の価値を高めたい」と考えている。

仕事に関する専門的な知識やスキルを高めたいと思うか
仕事に関する専門的な知識やスキルを高めたいと思うか

自分の力不足を認めた上で、スキルを高めたいと積極的に考えている20代・30代のビジネスパーソンの意気込みが感じ取れる。

自己修練に欠かせないインターネット

「自分は力不足、だから努力修練を続けねば」と考えている人は多い。それではどのような方法で勉強をしているのか。

勉強をしている方法と頻度は(努力修練をしている人のみ)
勉強をしている方法と頻度は(努力修練をしている人のみ)

調査手段がインターネット経由であることを割り引いて考えても、勉強の手段として多くの人がインターネットを多面的に使っていることがわかる。単にサイト上の公開情報を収集するだけでなく、集約サイト、そして専門家やプロの意見が盛り込まれたブログなど、独学においてはそれこそ「千人力」の活躍をインターネットがしてくれることが理解できよう。

インターネットが役立つツールであることは明らか。ではそのメリットはどこにあるのだろうか。トップには「時間のしばりがない」という回答がついた。

自己修練のための勉強においてインターネットはどのような役割を果たしているか(努力修練をしている人のみ)
自己修練のための勉強においてインターネットはどのような役割を果たしているか(努力修練をしている人のみ)

「自由な時間」「必要な情報」「ローコスト」この3つがインターネットでの独学における最大のメリットといえるだろう。もっともこの利点は独学に限らず、インターネット共通のものでもある。


今回の調査対象が20代・30代ということを考慮した場合、若年層のビジネスパーソンにおいては「自分の力不足を認識し、それを補うため、インターネットをフルに活用して積極的に独学に励む」という仕事に対する典型的な意気込みが見て取れる。はたから見れば単に「ネットで遊んでいる」ように見えても、本人にとっては勉学の一環である場合も多いのだろう。

特に技術系のビジネスパーソンにおいては、自分の考えや手法が正しいのかどうか、同業の他人の意見を聞き見したり、発想の転換で難問の突破口を開くのに、不特定多数の意見をすぐに検索収集できるインターネットは欠かせないツールとなりつつある。ネットがなかったころの世代から見れば「キーボードでちゃらちゃら遊んでいる」ようにしか見えなくとも、当人はいたってまじめに「努力修練」に励んでいる。時代の流れと共に、「努力」のスタイルも変わってくるということなのだろう。

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