ゲームソフトランキング更新、上位陣営強し

2008年05月06日 12:00

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した4月21日~4月27日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは三週連続して人気カートレースの最新版『マリオカートWii』だった。アマゾンでの評価も高いまま推移しているし、発売累計本数もそろそろ100万本の大台に突入。なかなか手に入らないという人の声もいまだに多く聞くので、次週にはミリオンセラータイトルの仲間入りだろう。

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第二位には、こちらも連続しての二位のポジションを得た『モンスターハンターポータブル 2nd G』が。出荷本数はすでにダブルミリオンを突破しており、プレイステーションポータブル本体の売上向上にも大きく貢献しているという話。ソフトとハードが互いに良い影響を及ぼしあう、もっとも好むべきパターン上にあるといえよう。

第三位は新作のシミュレーションゲーム『ぼくらはカセキホリダー』がランクイン。システム的には『タクティクスオウガ』や『シャイニングフォース』、そして『サクラ大戦』系のシミュレーションゲーム(ややアクション要素アリ)。このタイプには珍しい水彩画タッチのイラストもプレイヤーからは好意的に見られている。この系統のシミュレーションゲームはとかくマニア向けで一部の層にしか流行らない傾向があるが、心配するほどハードルは高くないようだ(ただし「プレイできる」と「クリアできる」は別物)。個人的にもパソコン版が出るようならトライしてみたいものだが……。

第四位にはこちらも新作、とはいえシリーズ的にはおなじみの『めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険』が。メロディのタイミングに合わせて太鼓のバチを叩いていくという単純明快なゲームだが、タッチパネルを用いているため「携帯ゲーム」としてはやややりにくいという印象がぬぐえない。また音質についても「今ひとつ」という声も多く、「努力不足」がぬぐえない。最近同社のタイトルにはこのような「やれば出来るのにどうして」という雰囲気のものが相次いでおり、少々不安視する人もいるのではないだろうか。

今週は圧倒的パワーで迫るトップ・第二位が引き続き上位を独占したものの、新作もそろそろと顔を出しよいポジションにつけるようになった。ゲームプレイヤーの目も肥えてきて、良いタイトルはとことん売れるし、そうでないものは瞬間最大風速的な記録を出し、あっという間に去っていく。そんな雰囲気が見受けられる。ネット上の口コミ効果によるものだろうか。そんな気がしてならない。


(最終更新:2013/08/16)

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