携帯トリビア in イギリス

2008年05月15日 19:35

モバイルイメージ日本人の携帯電話好きは世界に知られたところだが、海外でもそれに負けず劣らず携帯電話の魅力には夢中なようだ。先に紹介した【世界最初の「携帯」電話は1902年生まれ】の中で、元がイギリス向けの記事なこともあり、主にイギリス、ヨーロッパにおける携帯電話事情が箇条書きに記されていた。このような機会は滅多にないこともあり、まとめて紹介することにする(【元記事:DailyMail】)。

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■携帯電話トリビア(主にイギリス、ヨーロッパ向け)

・世界中に存在する(使用中の)携帯電話の数は25億台。
・イギリスでは毎月最大で1万台もの携帯電話が盗まれる。
・イギリスの家庭のうち13%は固定電話の代わりに携帯電話を用いている。
・ヨーロッパにおける携帯電話普及率は95%(100人あたり95台)。
・インドでは毎月(!)600万台の携帯電話が変われている。
・携帯電話用の電波塔が5万本以上イギリスにはある。
・スウェーデンの研究家の研究によって携帯電話を10年以上利用していると耳の腫瘍のリスクが4倍に増加することが判明した。
・イギリスでは16歳以下の子どもの9割が携帯電話を持っている。そしてそのうち1割は1日45分以上を携帯電話に費やしている。


イギリスの植民地だったインドのことも書かれてあるのが少々お茶目なところだが、日本の事情とさほど変わらないことが分かる。ちなみに日本国内における携帯電話の普及数は毎月【電気通信事業者協会(TCA)】のページで確認できるのでご参照あれ。

携帯電話と腫瘍リスク

「スウェーデンの研究家の研究によって~」は多少注釈を加える必要があろう。これは2004年にスウェーデンのカロリンスカ研究所が発表したもので、「4倍」ではなく2倍というデータが提示されたもの。これと前後してイギリスやデンマーク、ノルウェー・フィンランドの5か国で同様の検証が行われ、デンマーク以外では「10年以上の使用はリスクが有意に増加する」との結果が出ている。

一方日本では去年の2月21日に総務省の生体電磁環境研究推進委員会が【携帯電話使用と聴神経鞘腫との関連性に関する疫学調査結果~電波の安全性に関する生体電磁環境研究推進委員会の研究結果~(PDF)】を発表。携帯電話の使用と腫瘍との間に有意な関連性はないという結論を出している。

ただし報告書中「10年以上の定常使用は非常に稀で1症例(1.0%)及び8対照(2.4%)のみでしたので、累積使用期間をさらに非使用者、4年未満、4~8年未満及び8年以上の4クラスに~」とあるように、諸外国では「10年以上の使用」が研究の前提となっているのに対し、日本では「検証対象がほとんどないから検証しない」となっており、前提からして海外とは違うことから、単純比較はできないとする意見が強い。

ヨーロッパの人々には有意な関係があり、日本人にはないとする研究結果はやや強引に過ぎる気がする。今後「10年以上の使用者がまれ」でなくなるころを見計らい、あるいは今後毎年計測を続ける必要があるだろう。データが出て「手を打たねば」という事態におちいってからでは遅いのだから。

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