トムとジェリーの追いかけっこ、首都で3日間の……

2008年05月19日 08:00

送電線イメージ【BBC】が5月16日に伝えるところによると、ヨーロッパ南東部、ギリシアの隣国アルバニアの首都ティラナの一部地域で72時間にも渡る停電が発生した。その原因は猫とネズミの追いかけっこによるものだという。

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アルバニアの電力会社では今回起きた72時間にも渡る首都での停電について、「首都ティラナに電力を供給する発電所内で猫とネズミの追いかけっこがあったようだ。そしてこの二匹が高圧線に触れて感電死し、彼らによって送電システムがショートしてしまった」と説明。さらにその写真を撮り、記者団に提示したとのこと。いわく「こんな事態ははじめてのことだ」。

トムとジェリーイメージアルバニアでは現在、前世紀の共産党時代の政治腐敗やインフラへの注力不足から停電が頻発している。最近ではさらに電気機器の増加による電力需要の増加で、慢性的な電力不足・停電状態にある。首都では多くの民家、商店が自家発電機に頼っているという。

仮に猫とネズミのおいかけっこが送電システムのショートを引き起こしたとしても、そもそも猫やネズミがそのような場所に入ること自身が問題。さらにトラブルが発生しても3日間も復旧しなかったことにも「?」が。

ともあれ、アニメの中のトムとジェリーの追いかけっこは、せいぜい部屋の中を散らかすだけ。アルバニアのトムとジェリーは迷惑度という意味では本家大本をはるかに上回るビックさを誇っていたようだ。


(最終更新:2013/09/07)

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