「自分が一番魅力的だったのは28.2歳、でも今は半減」ミセス意識調査結果

2008年05月03日 12:00

若さイメージ【カゴメ(2811)】は3月3日、25歳から59歳の既婚女性を対象にした「女性の若々しさに関する意識調査」の結果を発表した。それによると「自分が一番魅力的な(だった)年齢」は平均で28.2歳であることが明らかになった。また、他人の「ふけ」が分かるポイントは「顔のしわ」「物忘れが増える」「おばさんくさい行動」の順で、比較的冷静かつ客観的にミセス達が「若さ」を考え、認識していることが分かる(【発表ページ】)。

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今調査はカゴメが自社商品にも深くかかわりのある健康、特に女性特有の悩みを軽減するための啓蒙・サポート活動の一環として行ったもので、女性にとっての「若々しさ」の必要条件を推測する目的があるという。調査そのものは去年12月20日から21日、ネット経由で25-59歳の既婚女性2163人に対して行われ、年齢階層は25-29歳以降55-59歳まで5歳区切りでほぼ均等割り当て。職業は専業主婦がもっとも多く59%、ついでパート・アルバイトが22%、会社員が12%など。

調査結果ではさまざまな注目すべきデータが提示されているが、中でも本題の「女性としての魅力への自己評価」は気になるところ。

女性としての魅力への自己評価・自分が一番魅力的だった年齢と「現在の」魅力度自己評価
女性としての魅力への自己評価・自分が一番魅力的だった年齢と「現在の」魅力度自己評価

回答年齢につれて少しずつ「魅力的だった年齢」が上がる傾向にあるが、それでも20代が中心であることが分かる。

一方「現在の」魅力度評価は年齢ごとの違いはほとんどなく5割強。「最高時の半分ちょっとしか今の自分には魅力が無い」と、辛口の評価を下していることになる。一番「魅力的な年齢」に近いはずの20代ですら6割に達していないのだから、逆に考えれば「自分のおとろえ」を肌身を持って感じている、ということになるのだろう。

以上は「自分自身の若さ・おとろえ」を主観的に見たもの。もう一つの焦点、客観的に他人のどんなところを見て「ふけた」と思うか、ということについては、単に外見的な問題だけではなく、内面・外面の両面で感じていることが分かる。

他人のどんなところを見て「老けた」と感じることがあるか(上位一部のみ抜粋)
他人のどんなところを見て「老けた」と感じることがあるか(上位一部のみ抜粋)

見た目だけでなく、内面の変化、行動も上位に数多く入っており、「おとろえ・老化」が外見だけでなく行動や脳の働きにも影響を与えることを経験的にミセス達が知っているということになる。


文頭にもあるように、今調査は3月頭に発表されていた。それがなぜか先日から相次いでマスコミで報じられるようになり、調べてみたところ直近の発表ではなく二か月前のデータだということが判明したもの。なぜこのタイミングで伝えられるのか不思議なところだが、これから日差しが強くなり紫外線への注意が求められる昨今、「紫外線」「お肌の荒れ」「若さ」「特にミセス」という連想ゲームが働いたのかもしれない。

今回は「自分が一番魅力的だったのは28.2歳」という結果が非常に興味深いものだったのでピックアップをしてみた。ミセス層がいかに「若さ」を保つのに苦慮しているか、「若さ」とはどのようなものなのかと考えているのか、数字的な面で推し量ることができるだろう。

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