マクドナルド、今月末から2.0%値上げへ

2008年05月03日 12:00

マクドナルドイメージ【日本マクドナルド(2702)】は5月2日、主力商品のビックマックやマックフライポテトなどを5月30日から値上げすると発表した。同社ではすでに昨年6月から地域別価格制度を導入した際に一部値上げをしているが、それ以来のものとなる。値上げ幅は大都市圏では1.5%、全国平均では2.0%ほど。原材料費や人件費などの諸経費上昇を値上げの理由としている(【発表リリース】)。

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発表された値上げ幅は次の通り。

主な改定価格(税込み)
主な改定価格(税込み)

地域別価格制度が導入されているため、販売地域によっては価格が据え置きの商品もある。また、全般的には(公表された限りでは)最低価格地域など現行で低価格だった地域の値上げ幅が大きいのが特徴。例えばビッグマックバリューセットは最高価格地域では現行の640円のままなのに対し、最低価格地域では現行560円から30円値上げして590円になる。

値上げの理由についてマクドナルド側では「原価・賃料・人件費高騰の影響が増大」していることを理由としている。

「100円マック」の愛称で知られている100円商品については、チーズバーガーを20円値上げして120円とし、「100円マック」のラインアップから除外する。代わりに現行200円のソフトツイストを100円に値下げし、ラインアップに追加することになる。

外食産業の雄たるマクドナルドが再び値上げを実施することで、他の外食企業、特にファストフード系列の企業における値上げに拍車がかかることは容易に想像できよう。これがさらなる外食からの客離れを助長しないことを願いたいものだ。

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