メタボな夫婦が良く食べるのはめん類・肉・お菓子

2008年04月19日 12:00

メタボなめん類イメージ【マクロミル(3730)】は4月18日、メタボリック症候群と健康意識に関する調査結果を発表した。それによると夫婦共に「メタボリック症候群」だとは思わない人は野菜やサラダ、パスタ・グラタンなどをよく飲み食いするのに対し、メタボだと感じている人は「めん類」「肉料理」「お菓子」などを特に好む傾向があることが分かった。食生活だけでメタボになるわけではないが、一つの傾向として興味深いデータには違いない(【発表ページ】)。

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今調査は20~59歳の男女に対して4月4日から5日の間、ネット経由で行ったもので有効回答数は1032。男女比・年齢階層比(20・30・40・50代)は均等割り当て。

これまでに挙げてきたように今調査ではさまざまな視点から「メタボリック症候群」について眺めている。今件は夫婦の「食生活」に対する傾向とメタボとの関係についてスポットライトをあててみる。

あくまでも「自覚症状」という前提があるが、回答者の中から所帯持ちを「夫婦共にメタボ」「夫婦共にメタボでない」に分類した。その上で、所帯持ち全体との比較で食生活において「何を良く食べ・飲むか」とたずねたところ、非常に興味深い結果が出た。

夫婦でよく食べる(飲む)料理や食品
夫婦でよく食べる(飲む)料理や食品

「メタボだと思う夫婦」「メタボだと思わない夫婦」それぞれについて、相反する層と比べて多い食品を挙げると次の通りとなる。

・メタボ夫婦がよく好むもの
 めん類、肉料理、洋菓子、和菓子

・非メタボ夫婦がよく好むもの
 パスタ・グラタン、野菜料理、サラダ、汁物、お茶・紅茶


「メタボな夫婦」は
めん類・肉・菓子が好き

食習慣ですべてが決まる、
わけではないが、
参考データとして
留意する価値はある

意外なのは世間一般のイメージとして太る食品と思われている「ご飯もの」は両者間でほとんど差がないこと。また「果実飲料」「炭酸飲料」も太りやすいと思われているが差はないに等しい(。しかし元々あまり飲まれていないことから、考慮しなくても良いかもしれない)。

今件においてメタボかどうかの判断は(事前にメタボの定義を説明してもらっているとはいえ)自分自身によるものであるし、食生活の傾向でメタボリック症候群になるかどうかのすべてが決まるわけでもない。ましてや「メタボのリスクを感じたら肉や菓子は食べずにパスタや野菜料理を摂れ」などとは言わない。

とはいえ、「メタボだと思う夫婦」「メタボだと思わない夫婦」間で食習慣にこのような違いが出たことは注目に値するといえよう。

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