2008年04月02日
「地球に厳しい」コクヨのマークに8割強の消費者が共感
C-NEWSが4月1日に発表した調査結果によれば、文房具や事務所用品大手の【コクヨ(7984)】が昨年が採用した自主ルール「自社商品の中で環境配慮が不十分な商品に『エコ×マーク』をつけて対外アピールをする」に対し、8割以上の人が共感していることが明らかになった。やもすると商品販売率の下落だけでなく自虐的であるとしてブランドイメージそのものが低下しかねない今回の「エコ×マーク」ルールだが、消費者は概して好意的に受け止めているようだ(【発表ページ】)。
今調査は2月29日から3月2日の間、20歳以上のネットユーザーに対してネット経由で行ったもので、有効回答数は300。男女比は1対1で年齢階層比は20代~60歳以上各10歳ずつ均等割り当て。
今件の詳細は【コクヨ(7984)、環境対策不十分な「自社商品」に×マークを表記】に詳細があるが、昨年12月10日コクヨが環境問題に対する取り組みへの意気込みを明確に示すため、環境への配慮が十分でない(と判断した)自社ブランド商品に対しカタログで「エコ×マーク」(えこばつまーく)を表示するという自主ルールを設定、2008年からの3年間でマークの全廃を目指していると宣言したもの。

事務用品における「3サイクル」のチェック点と「エコ×マーク」マーク
やもすると企業全体のイメージまで崩しかねないこの決断に対し、消費者側の評価をたずねたところ、(詳細は公表されていないが)85%を超えるユーザーが「一定以上の評価」を下しているという結果が出ている。また過半数は「コクヨグループへの信頼感が高まった」とも回答しているとのこと。
このような調査をコクヨ自身が行うと眉唾さを感じてしまうかもしれないが、今調査は第三者が行ったものであり、信頼性は高い。表現がややキツいかもしれないが、やもすると身内の恥をさらすだけになりかねない今回のコクヨの判断は、現状ではプラスに働いているようだ。
コクヨにはこのまま好イメージを維持しつつ、同時に宣言した「2010年までに『エコ×マーク』をゼロに」の目標を達成。「やればできるではないか」との拍手と共にさらなる好感触をもたれるような結果を出してほしいものである。
これらの書籍が参考になります
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