「ご飯まだぁ!?」と叩くと音楽で催促できるテーブル

2008年03月29日 12:00

ドラムテーブルイメージ下手・うまいは別として、タンバリンや太鼓などの「打楽器」が目の前にあると、衝動的に叩いてその音を確かめたくなるもの。軽快な音程と陽気な音のしらべが、心をワクワクさせてくれる。ましてや音楽のスキルに長けた人が打楽器を叩くとなれば、ハートへの活力のみなもととなる音を耳に届けてくれる。そんな打楽器の調べをいつでも気軽に楽しめるテーブルがアメリカに登場した。その商品の名前は【Musical Furnishings】。直訳すると「楽器家具」。今回主に紹介するのはその中でもテーブルで音楽を楽しめる【ドラムテーブル】だ。

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「ドラムテーブル」を楽しむ様子。何だか怪しげな集会のようにも見える(笑)
「ドラムテーブル」を楽しむ様子。何だか怪しげな集会のようにも見える(笑)

実際に「ドラムテーブル」を叩いているようすを撮影したプロモーション動画

テーブルブロックの中身イメージ写真だけでなく動画を見れば一目瞭然なのだが、種明かしをするとテーブルの上部を構成しているブロックの中にタンバリンやシンバルが納められている。テーブルを上から叩くことで内蔵されているそれらの打楽器が振動し、音を奏でるという仕組み。それこそ食卓テーブルとして使う場合、「ご飯まだぁ!?」と叩いて催促すれば、いつの間にか素敵なBGMが奏でられることになる。

それぞれのテーブルブロックは取り外しが出来るため、好きな配列で楽器の音を調整することも可能。テーブルのサイズもさまざまで、小さいものは2×2ブロック構成。もっとも大きなものでは4×4ブロック構成だが、このサイズではブロックの大きさが変則的となる。実際の大きさは2×2サイズが22×22×17インチ(56×56×43センチ)、もっとも大きな4×4サイズが38×38×17インチ(97×97×43センチ)。

ドラムテーブルのサイズ
ドラムテーブルのサイズ

ドラムテーブル製作中イメージ左の写真からも分かるように「ドラムテーブル」は手作りのため、少々価格はお高め。最小サイズの2×2テーブルで800ドル(8万円)、最大サイズの4×4ともなると2900ドル(29万円)、それに税金と配送料が追加される。なお手作りな点を活かし、仕様上の注文にはある程度応じてくれるもようだ。

テーブル木琴イメージお遊びのための道具としては少々高めだが、元々楽器は丹精込めて作られた芸術品的な面もある。値段は多少なりとも張るもの。陽気に音楽を楽しむ人たちが集まる場の家具として、結構お似合いな商品かもしれない。

ちなみに同社ではこの「ドラムテーブル」以外に似たような「テーブルを叩いて音を奏でる楽器家具」として、「テーブル木琴」をいくつか提供している(【在庫リスト】)。テーブルと木琴の外見が似ているとはいえ、それを一つに組み合わせるあたり、やっぱり奇抜な発想を持つ会社だといえよう。


【トリガー記事:Ubergizmo】

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