「およげ! シーラカンスくん」?! シーラカンスなたい焼き「ごんべ焼き」いわき市の水族館で発売

2008年03月24日 06:30

ごんべ焼きイメージ福島県いわき市にある水族館【アクアマリンふくしま】は3月20日、22日からシーラカンスをかたちどったたい焼き風「ごんべ焼き」の販売を開始すると発表した。一つ300円。館内の「スープ&カフェ アクアクロス」で販売している。「ごんべ焼き」の名前そのものもシーラカンスの呼び名に由来しているという(【発表リリース、PDF】)。

スポンサードリンク

「ごんべ焼き」とその製造工程。神秘的な姿に驚き、口にするのもちょっとちゅうちょ?
「ごんべ焼き」とその製造工程。神秘的な姿に驚き、口にするのもちょっとちゅうちょ?

アクアマリンふくしまでは【プロジェクトの説明ページ】にもあるように、開館当初からシーラカンスの生態解明に取り組んできた。そこで関係浅からぬシーラカンスを形にしたお菓子を提供し、研究とシーラカンスそのものをアピールしようという狙いがある。

金型の原型は館長の安部義孝氏自らがねんどで成型。たい焼きの形・イメージを生かしつつも、ヒレの形や口元の造形などシーラカンスの特徴を盛り込んだ形に仕上がっているという。大きさは縦85×横140×厚さ20ミリという巨大なもの。中には北海道産小豆100%のあんこが入っている。「ごんべ焼き」の「ごんべ」とは、アフリカのコモロ諸島におけるシーラカンスの呼び名「ゴンベッサ」を由来にしているとのこと。

一つ「ごんべ焼き」を手に取れば、悠久の歴史を背負い大海を回遊しているシーラカンスの「時の重み」すら感じ取れるかもしれない。


■関連記事:
【「生きた化石・シーラカンス」が生きたままで捕獲・インドネシアにて】

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ