ひとえに「換金売り」の可能性を示唆…東京株式市場での外国人投資家の売買動向、三週連続の売り超しに(2008/03/14)

2008年03月14日 06:30

株式イメージ東京証券取引所は3月13日、2008年3月3日から3月7日(3月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによると先週外国人投資家が株を売った総額は5兆6794億6241万9000円なのに対し、買い総額は5兆4096億2078万3000円となり、差し引き2698億4163万6000円の売り超しとなった。三週前に外国人投資家は今年に入って初めての買い超しに転じたが、先週わずか一週で再び売り超しに戻ってしまい、今週もなお継続して売り超し状態にあることが分かる。なお他の3部門はすべて買い超し状態が続いている(【最新発表リリース、PDF】)。

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3月3日から3月7日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7396億4434万0000円/1兆0452億8773万2000円(3056億4339万2000円買超)
・個人……1兆3818億7307万7000円/1兆6618億1476万1000円(2799億4168万4000円買超)
・外国人……5兆6794億6241万9000円/5兆4096億2078万3000円(2698億4163万6000円売超)
・証券会社……1206億3298万1000円/1434億3726万5000円(228億0428万4000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))


また、この10週間における外国人投資家の動向は次の通り。

1月4日……162億8644万8000円売超
1月7日~11日……241億5504万4000円売超
1月15日~19日……1595億5362万7000円売超
1月21日~25日……1774億3684万1000円売超
1月28日~2月1日……3913億2645万0000円売超
2月4日~8日……41億4202万3000円売超
2月12日~15日……1302億9680万9000円買超
2月18日~22日……975億8008万8000円売超
2月25日~29日……555億6150万2000円売超
3月3日~7日……2698億4163万6000円売超


結局今年に入ってから外国人投資家はほぼ売り一色の状況にあり、この方針はさらに継続する様相を見せている。今回計測週は初日から日経平均が窓を開ける形で大きく下げ、木曜日にやや戻す気配はあったものの金曜日には再び大きく下落し、トレンドが今もなお下げ基調であることを再確認させられるような展開だった。このような状況下で外国人投資家が大きく売り超しているということ(特に外国人保有比率が高い銘柄に大きな下げが見られる)は、ひとえに「換金売り」の可能性を示唆している。

次回計測週、つまり今週は続落に始まり、火曜日・水曜日とやや戻したものの、木曜でそれを台無しにするような下げを見せている。やはり次回発表週も外国人投資家は大きく売り超しているのだろう。

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