東証、真柄建設(1839)を特設注意市場銘柄に指定

2008年03月26日 06:30

東京証券取引所は3月25日、【真柄建設(1839)】を特設注意市場銘柄に指定したと発表した。同社は多額の不正会計処理が発覚しており、2月4日に監理銘柄(審査中)に指定され、東証側で審査が行なわれてきた。その結果、内部管理体制などの面で改善の必要性が高いと認められ、今回の措置となった(【発表ページ】)。

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「特設注意市場銘柄」とは【「特設注意市場」と「監理銘柄(審査中)」「監理銘柄(確認中)」「整理銘柄」】で解説したように、上場廃止にまで至るではないものの相当重要性の高い問題性をかかえ、監視を続けていく必要があると東証側が判断した場合に指定できる新しい市場。すでに2月9日には【IHI(7013)】が指定され、第一号銘柄の名誉(?)を受けていた(【IHI(7013)、初の「特設注意市場銘柄」指定へ】)。

真柄建設では2005年3月期から2007年3月期において、大阪支店で工事費用などの不正な会計処理を行い、有価証券報告書などの訂正が求められていた。今回、提出された訂正報告書を元に東証側が審査したところ、上場廃止にまでは至らないものの問題の発生した大阪支店では監視機能が無効化していたことや本社の支店管理体制も不十分だったことから「内部管理体制なとで改善の必要性が高い」と判断。今回の「特設注意市場銘柄」指定となった。なお今回真柄建設の指定で特設注意市場銘柄はIHIと真柄建設の2銘柄ということになる。

指定そのものは不名誉なことであるが、逆に考えれば「上場廃止指定をまぬがれた」ともいえる。3回のチャンスのうちに建て直しに全力を尽くし、汚名を返上してほしいものだ。


(最終更新:2013/08/09)

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