冷蔵庫を開けるとそこは●●の世界だった

2008年02月26日 08:00

冷蔵庫イメージ雪だるまを保存しておきたくて冷凍庫に入れるという話はよく漫画のネタになるが、実際に行なう人はあまりいないだろう。ましてや冷蔵庫を開けて何か生き物を見つけることなど滅多に無い。せいぜい買って来た鮮魚くらい(しかも「かつて生きていた」というもの)。だが【DailMail】に登場したShirley Neely嬢の冷蔵庫は違っていた。彼女の冷蔵庫を開けると、「世の中色々なことがあるものだ」とあらためて思い知らされることになる。

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冷凍亀マンション。普段たしなむワインも入っている。
冷凍亀マンション。普段たしなむワインも入っている。

彼女の家の冷蔵庫に納められているのは「亀(かめ)」。2つの冷蔵庫に合わせて75頭もの亀が鎮座している。別に彼女は鮮魚のように、亀たちを食べようとして冷蔵庫を「亀マンション」にしているわけではない。これらの亀たちは冷蔵庫の中で冬眠しているのだ。

説明によると、これらの亀は従来12月から翌年の3月にかけて冬眠している。そして気温が上がった春以降に目覚め、活性化することになる。ところが今年は異常なまでの暖冬のため、亀たちが早く冬眠から目覚めてしまう可能性が出てきた。

気温は温かくても現在が冬であることに違いない。冬に冬眠から目覚めてもエサとなる動植物はまだ無く、彼らは飢えてしまうことだろう。いわば彼らは地球温暖化か異常気象かは定かではないが、暖冬でとばっちりを受けたことになる。そこで亀たちの保護観察地域の担当をしているShirley Neely嬢が考えたのが「冷蔵庫の中で亀たちを冬眠させよう」というアイディア。

冷蔵庫は幸いにも亀たちの冬眠に適した3度~8度の温度を容易に維持できる。もちろん事前に「食事を与えない期間を設ける(消化器系を空にするため)」「きれいに洗う」「大きい亀はタオルなどで包み、小さい亀はビスケットの缶にまとめて入れる」などの準備が必要だが、かくして冷蔵庫は亀たちの「冬眠用亀マンション」へと早代わり。

彼女曰く、絶えず温かい状態を維持するより、冷蔵庫を使って冷たい温度を維持する方がきわめて簡単だという。彼女に必要な管理といえば、内部の空気を新鮮に保つため、毎日冷蔵庫の開閉を行なうこと。冬眠中の亀は1分間に1度しか呼吸をしないとのことで、それほど神経質にならなくとも良い。

亀たちは来月には順番に亀たちを起こし始める。彼らは順次目を覚まし、温かい温室に移動させられ春を堪能することになるだろう。


ある土曜日、彼女の家に遊びに来た女性が彼女に「冷蔵庫からワインを持ってきて」といわれ冷蔵庫を開けたところ、ぎっしりと詰まった亀たちを見て卒倒してしまったそうだ。どこの世に亀が詰まった冷蔵庫があるなど想像できるだろうか。

彼女は「ワインを入れているのは、冷蔵庫の温度を保つのに役立つからよ」と説明しているが、あるいは彼女のお茶めないたずらの道具として用意しているのかもしれない(笑)。

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