ゲームソフトランキング更新、閑散とした中でもアレはやはり強し

2008年02月25日 06:30

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2月11日~2月17日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは先週に引き続き『大乱闘スマッシュブラザーズX』だった。任天堂内「外」から集まったビッグな主役級キャラクタたちが、自分たちの個性を活かした技を使い戦うという、今や任天堂タイトルの代表作の一つともいえる格闘ゲーム。100万本のハードルはとうの昔にクリアし、今なお他のタイトルなら累計でヒット作レベルの本数を一週間でたたき出してしまうあたり、任天堂の底力を感じさせる。

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第二位にはこちらもおなじみの『Wii Fit』が。Wiiなどのゲーム機による運動が本当の運動にとって変わるものではない、という話もあるが、その一方で老人ホームや病院でのリハビリ用アイテムとして有効活用されている事例が増えている。特にゲームに対するハードルが低い若年層には、楽しみながらリハビリが出来るということで積極的に活用されているようだ。本物の運動に代替するものでなくとも、有効に活用されるものなら、それはそれでとてもよい話であるに違いは無い。

第三位は『ときめきメモリアルGirls Side 2nd Season』がランクイン。タイトルからも分かるように、学園生活の中でさまざまな異性との交流を楽しむ擬似恋愛シミュレーションアドベンチャーゲーム『ときめきメモリアル』の「女性プレイヤー」版。当然相手は男性ばかり。しかも女性から見た理想の男性像を絵に描いた男性ばかりが登場する。男性自身である当方から見るとため息が出てしまうのは何故だろう。

第四位には新作『POISON PINK』が。バンプレストと、特撮番組などでモンスターなどのデザインを手かげる著名人らがコラボレートしたオリジナルのシミュレーションRPG。派手な演出やモンスターの造形はさすが、というところだが、肝心のゲームシステム部分が今ひとつということで評価は現在真っ二つに分かれている。むしろ不満点を改善した次回作に期待、という声も少なくない。それなりに注目されている、ということに違いはないのだが。

今回計測週は新作もいくつか見受けられたが大きなリードを見せるものは登場せず、直近で定番の任天堂ビックタイトルが上位を占める結果となった。今後しばらくはこのような情勢が続くのだろう。新作ばかりで忙しい「ハレ」の週ばかりでは疲れてしまう、ということを考えれば、このような「ケ」の週も悪くないかもしれない。


(最終更新:2013/08/16)

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