PHP研究所の書籍、全文が「Googleブック検索」で検索可能に

2008年02月27日 06:30

書籍イメージさまざまな研究書などを発行している【PHP研究所】は2月22日、同社が発行した書籍について発売後一か月を経過したものがインターネット上で「全文を」検索できるようになった。グーグルのブック検索によるもので、立ち読み的に検索対象となった書籍の確認や書籍そのものの注文もできる仕組みが用意されている(【該当ページ】)。

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書店の文庫本コーナーやコンビニの週刊誌の棚などでお馴染みのPHP研究所の書籍たち。当方も時々「ツボをつかれる記事」を見つけてお世話になるのだが、あまりにも取り扱いジャンルが幅広く、気が付けば「こんなテーマの書籍が出ていたのか」と驚かされることも多い。気になる、調べているキーワードに関する書籍が出ていることを一発で調べられればそれにこしたことはないのだが、これまでは紹介されている記事やダイジェスト部分が検索エンジンの検索対象となる偶然にかけるしかなかった。

しかし今回「発売から一か月以上経過した」という制限はあるが全文検索できることで、広範囲にPHPの書籍たちを調査対象とすることが可能となった。

「投資信託」というキーワードで検索してみる
「投資信託」というキーワードで検索してみる
検索対象キーワードは黄色で反転してひとめで分かるように。
検索対象キーワードは黄色で反転してひとめで分かるように。

検索して詳細を調べた書籍については、PHP研究所自身以外にアマゾンや紀伊国屋書店、楽天ブックス、セブン&ワイで購入できるよう、リンクも設定されている。さらに地域の書店を探すためのリンクも用意されている。

具体的にどの書籍の何ページに対象となる文章・キーワードが含まれているのかが明確に分かるため、自分が本当に欲しい内容がその本に書かれているのかを自分の目で確かめた上で購入することができる。さらに、原典を引用して記事を作成する時も、「●×という書籍にあったような」ではなく、「●×の何ページに『~』と書かれているように」と明確な引用元を提示できるため、文章の確からしさを増すことができる。

使い方次第では非常に便利で、読書ライフをより充実したものにできるツールとなりそうだ。

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